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10月30日放映のNHK「あさイチ」をご覧になった方はいらっしゃいますか? 日本各地を巡ってその土地の魅力やごちそうを紹介するコーナー「JAPAなび」で今回フューチャーされたのは、九州のある人気観光地。さっそくリポートを開始したいと思います。
10月30日放映のNHK「あさイチ」の「JAPAなび」で取り上げられたのは異国情緒漂う街として有名な長崎。市街地には大浦天主堂、グラバー園、ハウステンボスなど、有名な観光スポットがたくさんある長崎ですが、実はまだまだ知られていない秘密のディープスポットがあるのだとか。それが長崎県の北部にある外海地区。そこは九州最後の炭鉱跡を体感できる池島はじめ、大人気の夕日スポットなど見どころ満載なだけでなく、地元民なら誰しも知っているというスーパーマンまでいたというからビックリ!
スーパーマンが建てたと言われているのが、出津教会です。日本の瓦を使った独特の建築様式が評価され、国が推薦する世界遺産候補にも選定されたのだとか。その地元の人がスーパーマンと呼ぶ人物の正体が、マルコ・マリー・ド・ロ神父。キリスト教が禁止されていた時代、布教のためにフランスから長崎にやってきたド・ロ神父は人々の貧しい暮らしに驚いて、栄養のある果物や野菜の種を取り寄せて育て方を教えたのだそう。中でも力を入れたのが、やせた土地でも育ちやすい小麦の栽培。
実は、日本に初めてパスタやマカロニの製造方法を日本に伝えたのもド・ロ神父だというからビックリです。当たり前のように食べているパスタやマカロニに縁の深い人と聞くと、すごく親近感がわきますね。
番組ではもちろん、地域で受け継がれてきた伝統お菓子の紹介もしてくれましたよ。外海産のさつまいもをゆでて干したものを「かんころ」というそうで、それをお餅のように加工したのが「かんころもち」になるそうです。まさに長崎人のソウルフルスイーツがどんなものか食べてみたいという人、クックパッドで探してみましたよ。
旬のさつまいもで作る「かんころもち」を食べながら、長崎の旅を計画してみませんか。(TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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