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コラム

おうちでハワイ気分♪火を使わずすぐに作れる「お豆腐ポキ」レシピ4選【工藤詩織の「お豆腐」進化論 Vol.18】

ヘルシー、節約……でも、それだけじゃない! 身近な食材「お豆腐」の魅力はまだまだあるんです。この連載では、豆腐マイスター・工藤詩織さんに、お豆腐をもっとおいしく楽しむための知られざるノウハウを伝授してもらいます。「そうだったんだ!」と思わず納得の意外な活用法を知れば、きっと試してみたくなるはず♪ あなたの食卓のお豆腐が“進化”すること間違いなしですよ!

海外の「TOFU(豆腐)」事情

今や世界中に広がっている「TOFU(豆腐)」。健康志向の方を中心に、なくてはならない存在になっているようです。筆者も旅先では必ずスーパーのお豆腐コーナーをチェックしたり、飲食店でお豆腐が使われている料理を注文するようにしています。

また、「冷奴」や「湯豆腐」、「お味噌汁」などでお豆腐を食べてきた私たちからすると、各国で発行されているレシピ本には目新しい調理法が多く掲載されています。そんな旅先で得た体験や学びを、今回のコラムはじめ、少しずつ皆さんに共有したいと思います!

ハワイの文化に根付いているお豆腐

以前、仕事でハワイのワイキキを訪れた際に、様々な日本の食材を販売するスーパーを訪問しました。お豆腐コーナーには、お豆腐や油揚げ、野菜を足して炒めれば一品ができてしまう調味料付きのお豆腐キット、いなり寿司用の味付け油揚げなど、豊富な品揃えに驚かされました。製造国を見ると、お豆腐の大半は、日本から輸入されたものではなく、アメリカ国内で作られたもののようです。

また、ハワイには1950年代に日系人のご夫婦が創業された老舗豆腐メーカーがあり、ローカルなお豆腐が手軽に手に入る環境なのです。そして、お豆腐を使ったメニューを提供している飲食店もあちこちに。近年では韓国料理のスンドゥブ専門店が登場するなど、お豆腐が根付いている様子が伺えます。

ハワイで見つけたお豆腐で作る「ポキ」

ハワイ通の方ならもちろんご存知のローカルフード「ポキ」。ハワイ語で「魚を小さく切ったもの」を意味するポキは、マグロの赤身やサーモン、タコなどをさいの目に切り、スライスした玉ねぎや海藻と一緒に調味料に和えて、味を馴染ませた料理です。

このように魚介を使うのが一般的ですが、スーパーのお惣菜コーナーや飲食店で「TOFU POKE」、つまり「お豆腐のポキ」を発見しました! さいの目に切った少し固めのお豆腐を、ごま油や香味野菜の風味がアクセントの醤油ベースで作られたソースで和えたこちらの料理は、健康志向の方を中心に支持されている様子です。ソースが染みたお豆腐は不思議とホッとする味で、箸が止まらないやみつきの1品でした。

火を使わず日本でも作れる!「お豆腐ポキ」レシピ4選

このお豆腐ポキは、日本でも材料を揃えることができるため、気軽に作ることができます。クックパッドで検索してみると、白だしを効かせたレシピや厚揚げを使ったポキなど、様々なアイデアレシピが投稿されています! 今回は、特にお手軽を作れそうなレシピを厳選してお届けします。

クリーミーだけどさっぱりおいしい

塩×ごま油×醤油のやみつきになる味つけ

にんにくでほんのりパンチを効かせて

ピリッとした辛さでお酒が進む!


いかがでしたか? 他にも、納豆や半熟卵を添えたり、ミョウガやパクチーなど香味野菜を加えるなどのアレンジをしてもおいしくいただけそうです。火を使わず、お手軽に作れるお豆腐ポキ 。おうちでハワイを感じるお豆腐料理を、ぜひ試してみてください♪

工藤詩織(往来/豆腐マイスター)

幼少から豆中心の食生活を送り、豆腐がいつも暮らしの中心にある無類の豆腐好き。日本語教師を目指して勉強する過程で、食文化も一緒に伝えたいと「豆腐マイスター」を取得。国内にとどまらず海外でも、手作り豆腐ワークショップや食育イベントを実施して経験を積む。2018年より「往来(おうらい)」をテーマに本格的に活動を開始。豆腐関連のイベント企画・メディア出演などを通して、各地で豆腐文化の啓蒙活動を行っている。「マツコの知らない世界」(TBS系)、「ヒルナンデス」(日本テレビ系)、「ごごナマ」(NHK)等へ出演。
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