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コラム

ジュワッ&カリッ!江戸の「お豆腐ナゲット」は現代人にもオススメ

【ほっこり江戸ごはんvol.8】江戸好きが高じて、地毛で「ちょんまげ」まで結ってしまった江戸マニアの伊尾木将之さんに、江戸時代のレシピとともにほっこりエピソードを教えてもらいます。今回は、おつまみにもぴったりなお豆腐を使ったレシピです。

おはようございます、こんにちは、こんばんは。江戸時代が大好きで江戸の食文化を研究している伊尾木と言います。

ここしばらく3食とも江戸時代のご飯しか食べないようにしています。江戸は、米の消費量が激しくて、1日に1人4.4合も食べていたと言われています。とんでもない量ですね! 僕はまだそこまでいけていないのですが、いつかその量にも挑戦したいと思っています!

さて、そんな個人的な話はおいておいて、今回紹介するのは「叩き豆腐」という料理です。 現代のナゲットに近い料理で、しっかり食べごたえがあります!

作り方

基本となるのは豆腐と味噌です! 後は揚げる用の小麦粉と油になります。レシピでは焼き豆腐にしていますが、普通のお豆腐でも大丈夫です。またレシピの味噌の分量では、人によってはしょっぱく感じるかもしれません。お好みで調整してください。

お豆腐を軽く茹でて、砕いて布巾で水気を絞ります。

すり鉢で潰しましょう。そこに赤味噌と小麦粉を混ぜます。

混ぜたものを小さく丸め、小麦粉をまぶします。

1〜2分揚げて、キツネ色になったら完成です!

おこのみでネギをまぶしてください。

江戸のほっこり話

江戸時代、とうふは現代と同じように「豆腐」と記述されていましたが、文献によっては様々な表記が登場します。

菽乳(中国語の古語で、豆腐の意味)、荳腐、と卯不、やっこ、中には「乳」と書いて「とうふ」と読んでいるものもあります。 豆腐ひとつ取っても、料理のイメージや状況によって書き分けていて、ちょっとでも楽しもうとしていたんだなぁっということが伝わります。

ちなみに、豆腐の「腐」は「くさる」という意味ではなく、柔らかいという意味です。

参考文献 [1] 江原絢子, 「江戸の豆腐」, ふでばこ(40), 2020.

伊尾木将之

大阪出身のうさぎ好き。修士までは物理を学び、博士課程で情報系に進むも撃沈。現在はクックパッドでエンジニアをしながら、食文化を研究している。
日本家政学会 食文化研究部会の役員を務める。
2020年秋から社会人大学生(文学部)に。
本業は川崎フロンターレのサポーター。

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