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コラム

「沸騰ワード10」で大人気!伝説の家政婦・志麻さんが作る『ミートスパゲッティ』は肉のうま味が絶品

伝説の家政婦・志麻さんが、日本テレビ系列『沸騰ワード10』の中で、芸能人のリクエストに応えて次から次へと作り上げるおいしそうなメニュー。見ているだけでもおいしさが伝わってくる話題のレシピが掲載されている、『伝説の家政婦 沸騰ワード10レシピ 2』の中から、特別にレシピを大公開しちゃいます。絶品レシピにある”志麻ワザ!”がポイントに!

新生活スタートの時期に覚えたい「定番ミートソース」

今回、ご紹介するレシピは「ミートスパゲティ」。新生活がスタートして、お料理に初挑戦するという方も多いこの時期に、定番のミートソースを習得しましょう! このレシピは、ひき肉の炒め方に”志麻ワザ”が!

ミートスパゲティのレシピ

材料(2人前)

合いびき肉…300g
玉ねぎ(みじん切り)…1/2個分
にんじん(みじん切り)…1/2本
にんにく…1片
カットトマト缶…1缶(400g)
ケチャップ…大さじ1と1/2
バター…7g
コンソメ(固形)…1個
ローリエ…1枚
スパゲティ…120g
塩・こしょう…適量
オリーブ油…大さじ6

作り方

1. にんにくは包丁の背で軽くつぶしてから半分に切る。
2. フライパンにオリーブ油を弱火で熱し、玉ねぎ、にんじん、塩ひとつまみを入れ20分ほどじっくりと炒める。
3. カットトマト缶、水100ml(分量外)を入れひと煮立ちしたら、コンソメとローリエ、1のにんにくを入れ15分ほど煮込む。
4.フライパンにオリーブ油大さじ1(分量外)を中火で熱し、ひき肉を広げて入れる。肉を動かさずに焼き付け、肉の周りの色が変わったら裏返してさらに焼きつける。
5.キッチンペーパーでフライパンの油を半分ほど拭き取り、3のトマトソースを入れ、肉を粗くつぶしながら弱火で3分ほど煮詰める。
6.ケチャップを加え塩・こしょうで味を調える。
7.鍋にたっぷりの湯を沸かし、湯の1%の塩(分量外)を入れてスパゲティをゆでる。ざるに上げてバターを絡める。
8.器にスパゲティを盛り、ミートソースをかける。お好みで粉チーズをふる。

必見! マスターしたい志麻ワザ「炒める・焼く時はグッとこらえて待つ」

このレシピのポイントは、ひき肉を焼きつけることです。加熱が不十分なうちに混ぜるとうま味が流出してしまいます。ついついほぐして炒めてしまいそうになりますが、そこはグッと我慢して、しっかり焼き色をつけます。焼き色がついたら裏返して再び焼きつけ、うま味を凝縮させてください。これによって、ひき肉のうま味を感じるミートソースに仕上がります。

作り慣れた方も多いかもしれない定番レシピですが、ひき肉の焼きつけを意識して作ることで今までと全く違う仕上がりに驚きます。定番レシピも、ちょっとしたポイントで驚くほど味が変化することを体感してみてください。

(TEXT:上原かほり)

 志麻さんの新刊著書

伝説の家政婦 沸騰ワード10レシピ 2』(ワニブックス

日本テレビ系「沸騰ワード10」の中で、志麻さんが芸能人のリクエストに応えて作ったレシピを大公開! リクエストした芸能人はもちろん、見ている視聴者の心まで掴んでしまう、伝説の家政婦志麻さんが作る、絶対食べたいおいしいレシピは必見です。

タサン志麻

料理家・家政婦 大阪あべの・辻調理専門学校、同グループ・フランス校を卒業し、ミシュランの三ツ星レストランでの研修を修了。日本に帰国し、老舗フレンチレストランなどで15年勤務したのち、「より自由でおおらかなフランスの家庭料理のエッセンスを伝えたい」と家政婦に転身。2015年よりフリーランスの家政婦として独立。家庭の家族構成や好みに応じた料理が話題を呼び、「予約の取れない家政婦」としてメディアで注目される。現在も家庭に出向き、冷蔵庫にある食材で料理をする一方、料理教室やレシピの監修、開発など多方面で活躍中。フランス人の夫と3人の子どもと5人暮らし

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