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【試してみた】ゆで卵より白身がプルプルに!これからはしっとりおいしい「蒸し卵」の時代?

【話題のレシピ、試してみた Vol.3】世の中で流行っているレシピや、クックパッドニュースで人気を集めたレシピ。料理の楽しさを発信しているクックパッドアンバサダーのみなさんが、気になるレシピを実際に試してレポートします。今回はクックパッドアンバサダーのGNGNsキッチンさんが、「蒸し卵」と「ゆで卵」の食感を徹底比較!

ゆで卵と一口に言っても、トロッとした黄身が半熟なものが好きな方もいれば、固茹で卵も好きな方もいます。

でも中身が見えない分、その加減を調整するのは実際難しいですよね。そんな方におすすめしたいのが、今回検証する「蒸し卵」です!

検証スタート!

より違いを分かりやすくする為、なるべく条件を同じにして「ゆで卵」を作ります。

今回同じにする条件は、冷蔵庫から出したて中火で10分加熱するの2つです。

まずは「蒸し卵」を作ります。

フライパンにシリコンスチーマーをセッティングし、沸かしたお湯を鍋底に注ぎ入れてスタンバイ。冷蔵庫から出したての卵を真ん中に置いて加熱スタート!

蓋をして中火でお湯が沸いた状態をキープして10分加熱します。

比較するための「ゆで卵」の準備も!

鍋にお湯を沸かし、お酢と塩を溶かしたものをスタンバイ。冷蔵庫から出したての卵を割れないようにそっと入れ、中火で10分加熱スタート!

10分後…
水に落として急冷し、殻を剥きます。

完成!見た目の違いは…?

剥いた状態と断面を比較しましたが、見た目は一緒ですね。置いた位置を覚えていないと判別できません。

実食!気になるお味は?

「蒸し卵」は舌触りが滑らかで、プルッとした食感でした。茶碗蒸しやプリン程柔らかくはないですが、イメージはそれですね。対する「ゆで卵」は歯切れが良いという表現が適切でしょうか? 若干ではありますが「蒸し卵」の方がしっとりしているような気がしました

蒸し卵とゆで卵、他にも違いが!

蒸し卵はポーチドエッグのようにアスパラガスと合わせたり、単体として食べる料理に適していると思います。ゆで卵はポテトサラダなどの潰して混ぜ込むような料理に良いでしょう。

ゆで卵は作っている時に、気付かぬうちにお湯がボコボコ湧いて噴きこぼれ、慌てて火を弱めると今度は温度が低いままに…ということが起きたりします。これが原因で温度が一定に保たれず、思った火通りにならない事があります。対して蒸し卵は蒸気で火を通すため、加熱温度が一定で終始一貫した火通りになります。また、トータルの使用する水の量も少なく、加熱時間も短いので、蒸し卵はおすすめですね。

蒸し卵の方が白身がプルプルになった

検証の結果、蒸し卵の方が白身がプルプルになりました! 日々の料理で使い分けてみると、また新たな発見があるかもしれません。

気になる方はぜひ、ご家庭でお試しください!

執筆:GNGNsキッチン(クックパッドアンバサダー2022)

調理師/食生活アドバイザー
専門学校で2年間調理を学ぶ。卒業後、某有名リゾートホテルに就職。「本格派」「健康志向」「ズボラで簡単」と様々なレシピを開発中。

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