【読んでおいしい!グルメ漫画 Vol.12】ここ数年、実写化もされ注目を集めている漫画ジャンル「グルメ漫画」。読むだけでも面白く、載っているレシピを再現しても楽しいですよね。本連載では、そんなグルメ漫画を、毎月ピックアップしてご紹介します。今回ご紹介するのは、めんつゆを使った楽チン&絶品料理が盛りだくさんの『めんつゆひとり飯』(©️瀬戸口みづき/竹書房)です。
『めんつゆひとり飯』は、ズボラで面倒くさがりの主人公・面堂 露(めんどう つゆ)が、めんつゆを使ってさまざまなおいしいごはんを作る、めんつゆグルメ4コマ漫画です。
この連載でも、簡単においしくできる「まぜそば風そうめん」のレシピをご紹介しました。
『めんつゆひとり飯』は、露の周囲にいる人たちも、個性豊かなめんつゆ料理を作るところが見どころのひとつです。
料理にこだわりがある同僚の戸越さんがパエリアを作ったり、自炊をほとんどしない露の姉がパスタを作ったりと、それぞれの料理スキルや好みに合っためんつゆ料理が登場します。
今回はその中のひとり、露の職場の主任、肉と油と糖質を愛する保ヶ辺(ほかべ)さんが作るおにぎりのレシピをご紹介します。
サクサクの天かすがアクセントの「悪魔のおにぎり」は、コンビニエンスストアで商品として売られるほど話題になったおにぎりです。一度は食べたことがある方は多いのではないでしょうか。
そんな悪魔のおにぎりが思い切り食べたい保ヶ辺さんは、自分でご飯を炊いて作ることにしたようです。
材料は天かす、青のり、めんつゆ。 作り方はいたって簡単で、材料をご飯に混ぜてにぎるだけです。
普通ならこの味で満足するところを、保ヶ辺さんはさらに上の「悪魔」を追求しようとします。 そんな彼に、心の中の悪魔(保ヶ辺さんの姿)が出した提案は…
「追いバター」でした! バターとめんつゆの相性は良いですから、悪魔のおにぎりに追いバターも絶対おいしいですね!
保ヶ辺さんが命名した「魔王のおにぎり」。サクサク天かすとバターの香り、全体をまとめるめんつゆの風味…想像すると、今すぐ食べたくなってしまいますね。
なんとクックパッドにも、めんつゆを使った悪魔のおにぎりレシピが約210品もありました(2022年8月31日現在)。
バターを加えるアレンジのほか、かつお節を加えたり、チーズを入れたりと、悪魔のおにぎりの進化は止まりません。さまざまな進化系おにぎりを試してみてはいかがでしょうか。
秋の行楽や運動会のお弁当にも、悪魔のおにぎりはぴったりですね。 めんつゆと天かすですぐに作れる悪魔のようなおいしさ、ぜひ試してみてください。
※ メイン写真はこちらの記事をイメージして選定させていただきました
画像提供:Adobe Stock
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