第6の味覚?『怪味』を知ってますか?【味博士の味コラム】

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「怪味」ってどんな味?

怪しげな味と書いて、「怪味」。あなたはこの謎めいた味をご存知でしょうか?漢字からは全く想像のつかない「怪味」に、最近注目が集まっているようなのです。早速チェックしてみましょう!

謎その1:読み方は、かいあじ?かいみ?

そもそも先ほどから登場しているこの熟語、読み方はなんと、「グァイ・ウェイ」。もちろんこれは中国語で、日本語だと「かいみ」と読みます。 その音読みでも訓読みでもない読み方の通り、その起源は中国の四川省にあるそうです。

謎その2:怪味は味覚なの?

基本五味(甘味・旨味・塩味・酸味・苦味)に続き、「怪味」は、中国の四川省の研究所で発見された新たな味覚…ではありません! 「怪味」は、四川料理に使われるタレの一種です。 材料は、練りごまが加工されて出来る芝麻醤(チーマージャン)や、山椒との師弟関係を疑わせる花椒(ホァジョー)、豆板醤(トウバンジャン)、ごま油、醤油、砂糖、酢、ショウガ、ニンニクなどなど。 果たしてこれがどんな味か、想像できますか?

謎その3:味はとっても複雑だった?

ひとたびこの「怪味」を口に含めば、辛味と共に実に複雑な味わいを感じられる事でしょう。辛味が苦手な人は、マヨネーズやピーナッツバターを加える事でコクやまろやかさを増すこともできますよ。味としては、特に甘味・酸味・塩味が目立つ印象です。 基本五味のうち、1つの食材や調味料において2つ〜3つの強い味覚を持つものは、美味しく感じられること分かっています。このため、3つの強い味覚を持つこのソースも、きっと美味しいはず!

…と、文章にしてみてもイマイチ謎に包まれたままのこのソース。 これはもう、食べるしかありません!実際に自分で作れる「怪味」のレシピを、いくつかピックアップしてみました。

基本のソースはコレ!

中国・四川の味!怪味ソース by まりすけ。
中国・四川の味を簡単にご家庭で! 一言では表せない複雑な味がやみつきに♪ ☆2015/5/18 話題入り 感謝です☆

怪味には鶏肉が王道!

怪味【かいみ】ソース♡鶏胸肉のからあげ♡ by bunnyCOCO
怪味ソースにつけて食べるので、唐揚げの下味は適当な塩コショウで大丈夫♫お酒をかけるので鶏胸肉が柔らか〜くなります。

豆腐との相性もGood♪

揚げ豆腐の怪味ソース by 太田アキオ
怪味ソースとはなにか?中国四川を発祥とする中華料理の合わせ調味料です。香港、台湾料理でもこの名前で登場します。

ご家庭でも、ぜひこの複雑な味を楽しんでみてくださいね♪

著者:味博士

9b2f5327699a1aa48c660deeff59d0b4 味覚研究家。AISSY株式会社代表取締役社長 兼 慶応義塾大学共同研究員。味覚を数値化できる味覚センサーを慶大と共同開発。味覚や食べ物の相性の研究を実施。メディアにも多数出演。ブログ『味博士の研究所』で味覚に関するおもしろネタを発信中。

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