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インタビュー

ちくわ人気が止まらない!? あの穴はなんのため?素朴な疑問から人気の秘密まで、あの企業に聞いてみた!

ここ数年、クックパッドのレシピ検索の中で「ちくわ」の検索件数が増え続けています。おつまみ、おかず、おやつとして食べられるだけではなく、お弁当のおかずとして活躍するちくわを冷蔵庫に常備しているというご家庭も多いのでは? そこで今回は、紀文食品・経営戦略部 広報担当の村田さんに、ちくわに関するいろいろなお話を聞きました。

ちくわの穴はなんのためにあるの?

―― まず、ちくわはどのようにできているのかを教えてください。

ちくわは魚肉練り製品です。魚のすり身に調味料をまぜて練り上げたものを、棒にまきつけ、バーナーの中でくるくるとまわしながら焼き目をつけるように焼いていきます。

――ちくわに穴があるのは、棒に巻かれているからですか?

そうです。ちくわの表面が焼き上がったのちに、その棒を抜きます。ちくわの穴はそのときにできたものです。

――焼き色の付き方が違う種類があると思うのですが、その違いはなんですか?

ちくわの中央部に、濃い焼き色がついている端が白いちくわは、生ちくわ。主にそのまま召し上がる食品として選んでいただいているものです。そのほかに、巻きつけたすり身を、ぼたん状の膨らみができるように焼き上げて作る焼ちくわがあります。こちらは主に、煮ものやおでんの種として使われることが多いものです。

――どちらも焼いて作られていますが、焼くことでちくわならではの風味や味になるのでしょうか。

ちくわには、焼くことで良い風味と食感が出る種類の魚を使っています。基本は、スケトウダラをベースとして使うことが多いですが、商品によって異なる魚を配合しています。

健康志向の高まりで人気がアップ!

――クックパッドではちくわを使ったレシピがとても人気なのですが、メーカーとしてもちくわ人気を感じていますか?

ちくわカテゴリの販売数量はここ数年伸びています。調査データを見る限り、もともと、ちくわは高齢者層を中心としたヘビーユーザーの方が購入されていましたが、ここ数年は小さなお子さんがいるご家庭や若年層も含む全世代で手に取ってくださる方が増えたように感じます。

――その理由はなんだと思いますか?

数年前に「カニカマの魚肉たんぱくが筋肉をつくるのに良い」と話題になり、カニカマが急激に売れたことがありました。それを機に、魚肉練り製品は高タンパクと認知されるようになりました。その後、同じ魚肉練り製品の中でも特に汎用性の高いちくわが注目されるようになったのではないかと考えています。

――ここ数年、さらにちくわの人気が高まっているように感じるのですが。

コロナ禍で健康志向の方が増え、自炊をする方も増えたことで、ちくわをご購入いただける機会がより増えたように思います。ちくわは、冷蔵庫に常備しやすく、且つたんぱく質が摂れてさまざまな調理にも使えるという点が、こういった思考とマッチしたのではないでしょうか。

そのままでも調理してもOKな万能食品、ちくわ

――ちくわの汎用性を具体的に教えてください。

製造過程ですでに加熱されているので、袋から出してそのまま食べることができるし料理にも使うこともできます。そのままおつまみとして食卓に出しても良いですし、炒めても煮ても、サラダにも使えます。ちくわ自体に旨味があるので、少ない調味料でも美味しく調理することができます。

――ちくわを使ったおすすめの調理法はありますか?

和の食材というイメージがありますが、チーズとの相性も良いので、洋風のレシピでもおいしく食べていただくことができます。ぜひ、ちくわを使った洋風レシピに挑戦してみてください。

――洋風レシピで調理すると、魚が苦手なお子さんに魚肉たんぱく質を摂ってもらえそうで良いですね!

お魚が苦手だというお子さんでもちくわは食べられるというお子さんは多いと思うので、食べやすいレシピでお子さんにもたくさん食べていただけるとうれしいです。

チーズを使ったちくわの人気レシピを紹介

(TEXT:上原かほり)

取材協力

株式会社 紀文食品

話し手:経営戦略部 広報担当 村田 真由香

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