メイクの雰囲気をガラッと変えるのがチークの力。今回は、元気いっぱいなのに色っぽさもある中村アンさん、大人と少女の魅力を合わせ持つローラさんの2人をお手本に、チークの入れ方次第でまったく違う顔立ちになれるテクニックを、メイクアップアーティストの加藤聖子さんに教わります。
チークの効果は“血色のいい肌色に見せる“だけではありません。陰影を作って立体感を出したり、肌に透明感やツヤ感をプラスする効果も。チークは使う色とぼかし方によって、印象を大きく変えることができるのです。
中村アンさんの健康的な色っぽさを表現するなら、オレンジ色のチークがおすすめ。頬骨のいちばん高い位置と黒目の下を結ぶように、斜めにぼかし入れると、 ちょっと日やけした肌にも似合いそうなヘルシーな印象に!
ガーリーな雰囲気のローラさんのチークは、黒目の下の位置に丸く描き入れたら、斜め上にスッとブラシを抜くように描くとキレイに入ります。色はローズ系をチョイスすると、華やかな雰囲気になります。
チークをぼかし入れるとき、いちばん最初にブラシを肌に乗せた場所が濃くなるもの。「いちばん濃くしたい部分を、赤い点線で囲っています。ここを起点にしてぼかし入れると、健康的な中村アン顔、ガーリーなローラ顔は簡単!」 と加藤さん。 これからは、なりたい顔や気分に合わせて、チークの色や入れ方をチェンジしてみませんか?( メイク監修・イラスト:加藤聖子)