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余りがちな2大野菜! 白菜と大根の消費術【増税に負けない!家計防衛シリーズ③】

食品値上げ、消費税増税などで家計に負担が増している今こそ、ますます食費の節約術が気になります。今回は食費の無駄に着目。この季節、特に余りがちな白菜と大根にスポットをあて、使い切りレシピをリポートします♪

前々回の取材で食費の中の無駄がずばり指摘されました。

「実は食費の無駄で一番多いのは【冷蔵庫内ロス】なんです。食材を買いすぎて使いきれず、冷蔵庫で腐らせたり賞味期限がすぎてしまったり」(クックパッド買物事業部ディレクター・横溝さん)

これにはみなさん、心当たりがあるのではないでしょうか。せっかく食費をせっせと安いところで買っても、結局余らせてしまったらおサイフにもエコにもやさしくないですよね。 ということで、今回は余りがちな食材の消費術に注目してみました。特にこれからの季節、冷蔵庫のスペースを大幅に取る大物野菜のレシピを紹介します。

この季節に余りがちなナンバーワン白菜

鍋物に欠かせないのが白菜! だけど、一度の鍋では使い切れないという家庭も多いのではないでしょうか。普通の鍋以外では、白菜と薄切り肉を重ねたミルフィーユ鍋や、キャベツの代わりに白菜を使ったロール白菜などの煮込み料理だと、白菜のかさが減って大量消費ができておすすめです。

それでも余ってしまったら、切って混ぜるだけというお手軽な料理で、頻繁に消費してみるのはいかがでしょうか。

まるまる使った大根レシピ

白菜と並ぶ冬の大物野菜である大根。大根おろしやみそ汁の具としても少しずつ消費する方法もありますが、1本まるまる使えるレシピも覚えておくと便利です。

まずは王道のみぞれ鍋。好みの鍋に大根おろし1本分を入れます。

1本使って自家製たくあん。日持ちするのも嬉しいレシピです。

こちらはなんと2本分! 大根おろし、片栗粉、白玉粉を混ぜ合わせて焼きます。おやつだけでなくお酒のつまみにもぴったり。

いつまでもシャキシャキ! 白菜の保存法

なるべくダメにしないためにも、少しでも長持ちさせる方法を知っておきましょう。

芯をくりぬき、新聞紙に包みます。

とにかく寒い場所に置く。これが基本です。

冷凍保存する場合は葉と芯を分けておくのがポイントです。

大根の長期保存法

大根は実は長期保存が可能な野菜だとご存じでしたか? 土に埋めるのが本格的な長期保存法ですが、家庭で少しでも長持ちさせる保存法を紹介しましょう。

キッチンペーパーを巻きつけてビニール袋に入れるだけ。

こちらはさらにカンタン! ラップにまんべんなく包むだけでOK。

大根おろしにして冷凍保存というのも手です。

大量消費レシピや保存術は、覚えておくと無駄が減ります。ぜひ、家計節約に役立ててくださいね。(TEXT:松崎祐子)

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