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コラム

洗練された食文化を持つ「芸術の都」ウィーンの家庭料理とは?

世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回は、オーストリアはウィーンの食卓からです!シェアハウスに暮らすリカルダさんとジェレミスさんに「オーストリア風牛肉のミートローフ」をごちそうしてもらったそうですよ。

「芸術の都」ウィーン

世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeです! 旅先で現地の人を訪ねて、世界中の食卓を実際に取材してきた模様を臨場感たっぷりにお届けいたします。

第27回目は、オーストリアはウィーンの食卓からです! 「芸術の都」と呼ばれる都市ウィーンにやってきました。 街に漂う雰囲気も、どこか上品で厳かな気がしてきます。 オーストリア料理の特色はなんといっても、その洗練された調理法。 19世紀のヨーロッパで大きな力を持っていたオーストリア帝国。 ハンガリー、チェコなど支配していた地域や、イタリア、ドイツ、バルカン半島の食文化の影響を受けていると言われています。

ボヘミアと呼ばれるチェコ西部地域出身の料理人が、ウィーンの上流階級の家で雇われていた経緯から、料理の名前にはチェコ語が多く使われていることも特徴的。 長い期間にわたって、他の地域の食文化を取り入れて洗練させ、独自の料理に昇華させたオーストリア料理は、ヨーロッパ食文化のるつぼとも言えます。

そんなウィーンで今回料理をふるまってくれたのは、シェアハウスに暮らすリカルダさんとジェレミスさん。

リカルダさんは、ウィーン大学大学院で映像と映画を専攻しています。

将来は、映画のプロデューサーになることを夢見て、日夜研究と創作活動に励んでいるそう。

黄色いスーツが映えるジェレミスさんは、スタンダップコメディアンのようにも見えますが、実は弁護士事務所のアシスタント! 黄色の他にもピンクやブルー、グリーンなどの単色のスーツを持っていて、毎朝の気分で選ぶんだとか。 さすが芸術の街ウィーン、一筋縄ではいきません。

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