世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回は、オーストリアはウィーンの食卓からです!シェアハウスに暮らすリカルダさんとジェレミスさんに「オーストリア風牛肉のミートローフ」をごちそうしてもらったそうですよ。
オーストリアの家庭では、挽肉料理が多いそうです。ということで、今回のメインディッシュは、オーストリア風牛肉のミートローフ!
ミートローフというと、型にいれてオーブンで焼くというスタイルが私たちにとっては一般的かもしれませんが、リカルダさんのミートローフは、オーブンで焼かずに、フライパンで焼く、いわゆるハンバーグと同じ。実は、ミートローフは、ハンバーグと基本的には同じ材料なんだそうです。
挽肉とタマネギ、バジル、オレガノなどのハーブを混ぜ、
つなぎとしてパン粉を加えます。
そして、ここは、リカルダさんオリジナルの工夫で、焼く前にパン粉をまぶします。 こうすることで、外がパリッ、中がフワッなミートローフができるのだそう。
付け合せのズッキーニが、ウィーンの雰囲気を携えて、なんとも上品に見えてくるから不思議です。
料理は、作る工程も食べる工程も楽しまないとね!と言わんばかりの愉快な時間。 洗練されているが故に少し距離を感じていた都市ウィーンが、一緒に食卓を囲むことでとても近くに感じられるようになりました。
「芸術の都」で食べる家庭料理は、思った以上にアットホームで温かいのでした!
ついに食べてみたかった本場のミートローフ!仔牛のカツレツ、シュニッツェルが郷土料理として有名ですが、ミートローフも逸品なんです。と思ってみてみたら、あれ?見た目がハンバーグっぽい。レストランではもっと四角いだろうけれど、リカルダさんの家庭料理ミートローフは、まさかのまん丸!
ひとくちでガブりと食べてみると、パン粉でカリカリになった外側と肉汁たっぷりのふわふわ中身が見事なマリアージュを起こしていて。玉ねぎのさくさくした歯ごたえとさっぱりしたみずみずしさがたまりません。う〜ん、何個でも食べられてしまいそう!リカルダさんのホームメイド・ミートローフの虜になってしまいました。
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