世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回は代々木上原でジュエリーショップを経営のスリランカ人ジャスティンさん食卓へお邪魔しました。
こんにちは、HIKERのリリー (Lily) です。今回が初めてのKitchHikeで、友人と一緒に体験してきました。 記念すべき1回目は、友人とスリランカのジャスティンさんのご自宅でした!私も友人も今までにスリランカ料理を食べたことがなく、オーガニックのスパイスで作られるカレーにワクワクでした!
今回お世話になったジャスティンさん。なんと、翌日朝の便でスリランカに行くというにも関わらず、快く迎えていただきました。
ご自宅にお邪魔すると、まず目に入ったのが壁にかかっているカラフルで見ているだけでハッピーになれそうな絵でした。描かれたのはなんとジャスティンさんの奥さま。奥さまは個展なども度々開かれているそうです。そんな素敵な絵を目の前に、贅沢にも奥さまの作品のティーカップでスリランカの紅茶をいただきました。 テーブルには色も香りも奥さまの作品のようにカラフルで個性的なスパイスが!
こちらの写真のスパイスはすべてジャスティンさんのスリランカの実家でとれたもので、農薬や化学薬品一切不使用の正真正銘のオーガニック!これらをふんだんに使ったカレーをいただきます。 今回はチキンカレー、ダル (豆) カレー、サフラン (ターメリック) ライスを作りました。日本のカレーは野菜と肉をコトコトじっくり煮込んで、ルーを入れてさらに煮込んで……といった感じですが、今回は違います!最も時間がかかったのは炊飯器がご飯を炊いてくれるのを「待つこと」でした (笑)。ジャスティンさんの手際の良さもあって、驚くほど早くカレー自体の調理が終わってしまいました。 ご飯はインドでもおなじみの細長いジャスミンライスを使用。よくインドカレーのお店でも見る黄色いライスを作るわけですが、炊く前の米と一緒に入れるものにびっくり!ターメリック、グリーンピースはなんとなく想像できますが、それにオイル、シナモン、レモングラスまでも投入。ジャスミンライスと言えばさらさらとしていて水もあまり入れないイメージでしたが、水もたっぷり入れました。
ご飯が炊けるのを待つ間にやっとカレーにとりかかります。友人も私も辛いものは大好きなのでチキンカレーはスパイスをたっぷりと。
ポイントとなる調味料はジャスティンさん特製のペースト (通称「ジャスティンスペシャル」)。
これを生姜とニンニクと一緒に炒めていきます。一方のダルカレーはココナッツパウダーを多めに入れてマイルドに仕上げていきました。味の決め手となるのは、なんと塊の鰹節。これがいい出汁をだしてくれました。
カレーがあっという間に出来上がり、ご飯が炊きあがるのを待つ間、ジャスティンさんや奥さまからスリランカの文化や音楽の話、お二人の馴れ初め、占いの話などさまざまな話題に花を咲かせました。
ようやく、ご飯が炊き上がったようです!