地域に伝わる郷土料理や特産品をつかった美味しいレシピを、自治体が運営するクックパッド公式キッチンがリレー形式でご紹介。第13回目は京都府の公式キッチンから。 日本各地の味わいをご家庭の食卓でぜひお試しあれ♪
前回、京都の夏のおばんざいとして、「賀茂なすの田楽」と「伏見とうがらしとちりめんじゃこのたいたん」を紹介しました。
秋の京都といえば、代表的な食材として栗の王様「丹波くり」がありますね。今回は丹波くりを使ったおこわをメインに、京野菜のおばんざい3品を献立としてご紹介します♪
なかなか京野菜は手に入らない、という方のために身近な食材で京都の味に近づけるワンポイントアドバイス付きです。ぜひご家庭で京都の美味しさを再現してみてくださいね。
栗の甘味ともちもちした食感を楽しむメインとなる一品。焼き栗にすることで香ばしくなり、調理の際もむきやすくなります。
<身近な食材で作るときは…>
丹波栗以外の栗を使用する際は、大粒のものを選んでください。
えびいもの特徴である、ねっとりとした食感や煮崩れしない緻密な肉質が楽しめる逸品です。
<身近な食材で作るときは…>
里芋を使用する際は、ぬめりが強いので塩もみし、水洗いした後にゆでてください。
非常に大型で存在感のある堀川ごぼうですが、柔らかく甘味があります。味がしみこみやすいのでごま酢の風味をたっぷり味わえます。
<身近な食材で作るときは…>
市販のごぼうを使用する際は、ゆでた後にたたいて柔らかくしてください。
しゃきしゃきの京みず菜をおあげと出汁の風味とともにいただけます。作りおきもできて便利です。
えびいもはビタミンC、Eが、京みず菜はビタミンEが豊富ですし、堀川ごぼうは食物繊維が普通のごぼうの2.5倍と言われています。ぜひ日々の食卓に京野菜を取り入れて、健康的な食生活に役立ててください。