外食を中心にブームが続いているエッグベネディクト。昨日、発表されたクックパッドの2014年話題の料理キーワード50にもノミネートされましたね。
そのエッグベネディクトにのせるのは、鍋に沸かしたお湯の中に卵を割り入れて加熱するポーチドエッグ。それをベーコンやオランデーズソースとともにイングリッシュマフィンにのせた料理がエッグベネディクトとよばれるもの。ポーチドエッグにナイフを入れると、半熟の黄身がとろ〜りと流れ出し、もうこのビジュアルだけで最高に贅沢な気分!
レストランやカフェでエッグベネディクトを食べたことはあっても、実際にポーチドエッグを自宅で作ったことがある人は少ないのではないでしょうか?鍋の中に卵を落とすだけでしょう?と一見、簡単そうに聞こえますが、ゆで卵と比べると、加熱時間が圧倒的に短く、それゆえに失敗が許されないとのこと。何だか難しそう…。そこで、実際に作ってみました!
エッグベネディクトが自宅で食べたい!と人生初のポーチドエッグに挑戦してみることにしました。まずは、鍋に沸騰させ、卵を割入れてみました。
ぐらぐらと沸騰した湯の中に、勢いよく卵を入れたため、白身が一気に溶き卵のようになってしまいました。火を止めた時には、すでに黄身の外側はゆで卵のようにかたくなってしまい。白身からは飛び出してしまいました。白身はお玉を使ってもなかなか取り出せないほどバラバラです。そこで、次は沸騰したら、火の強さを少し弱めて、こぽこぽと沸騰する程度に抑えてみました。
1回目よりは、だいぶまとまっているようですが、さいばしを使って、白身をまとめるように少しづつ成形していきます。しかし、なかなかうまくまとまりません。触りすぎているのか、白身が段々とはがれてきてしまいました。何とかまとまったものの、完成予想とはかけ離れた状態です。作り方を探してみると、お湯にお酢をくわえ、軽くかきまわした状態の湯の中に、いったん器にうつした卵を静かに入れると成形しやすくなるという情報を見つけました。三度目の正直ということで、火加減さらに抑えて挑戦してみます。
ふつふつと小さな気泡がでるくらいの火加減にし、あらかじめ器に割っておいた卵を慎重にお湯の中へ落とします。さわりたくなる気持ちをぐっと我慢して、白身がかたまるまで、しばらくそのままにします。これは完全にポーチドエッグの完成では!?と期待しながら、お玉でそっと取り出します!高まる期待!
かなり慎重につくってみたものの、白身がかたまるのを待っていたためか、黄身に火が入りすぎてしまい、何とか半熟といえるものの、目指していたとろ〜りとはほど遠い状態です。火を強めれば、まとまらず。火を弱めれば、白身がまとまるころには黄身に火が入ってしまいます。
そんな筆者に朗報が!「もう失敗しないポーチドエッグ」というキャッチコピーで売り切れ続出というTovolo パーフェクトポーチ。どうやら、専用のポーチに卵を割り入れて、沸騰したお湯の中に入れるだけとのこと。これは使わない手はありません!
さっそく手に入れたTovolo パーフェクトポーチのパッケージ写真にお腹がなりつつ、中身を確認すると、たまご型の薄手のろ紙のようなポーチです。ポケット上になっており、そこに卵を割り入れて茹でるだけで、コツも難しいテクニックはもう必要ないとのこと!さあ、早速挑戦です!