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今年も残すところ、あと1週間ちょっと。スーパーには年末年始に活躍する食材がズラリと並んでいますが、その中でも幅を利かせているのが、めでたい日のシンボル「海老」。今回はこの時期に使える海老調理のコツをお教えしましょう。
「大晦日に年越しそばを食べる」という風習には、そばが“細く長い食べ物”ということにちなんで「健康長寿」「家運長命」を願う意味や、そばはうどんなどに比べ“切れやすい”ことから、「今年一年の苦労を断ち切る」という意味があると言われています。
年越しそばには、やっぱり海老の天ぷらですよね!そばと同じく縁起を担いで、背筋をピーンと長く伸ばして揚げたいところですが、 “手作りするといつも曲がっちゃう!!”という人も多いのでは? そこで覚えておきたいのは、この2つのポイントです。
【ポイント1】海老の腹に数ヶ所切れ目を入れる。
海老の大きさに合わせ、3~5ヶ所程度ナナメに切れ目を入れます。深さの目安は大体3mm程度。浅すぎると効果がなく、深すぎると身がちぎれてしまうことがあるので要注意!
【ポイント2】海老の背中の筋をブチッと押し切る。
お腹に包丁で切れ目を入れた後、背中側からを指で身を押し、身の中に残っている筋を切ります。ポイントは「ブチッ」と音がするまで押すこと!その音が筋がちゃんと切れた合図です。
この2点、アナタはやっていましたか?
これらのポイントがしっかり説明されている、戦うコックサンさんのレシピをご紹介しましょう。
おせち料理に海老料理を入れるのも年越しそばと同様に「長寿祈願」なのですが、その意図するところは“海老のように腰が曲がるまで長生き”ということ。つまり、くるんと背筋が曲がっていることが重要なんです!キレイな海老型をキープして、おせちに華を添えましょう。
めでたい海老メニューを極めて、来年もイキイキと健康で、美味しいものがいっぱい食べられることを祈りましょう。(TEXT:大河原裕美)
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