【毎日ベランダごはん Vol.7】365日アウトドア料理を作り続けているベランダ飯さん。SNSでも大人気の彼が、初心者の方にもおすすめのキャンプ向け調理道具と、その特性を活かしたレシピを紹介していく連載です。
こんにちは! 365日キャンプ料理を発信しているキャンプ飯研究家、ベランダ飯です!
この連載も7回目ですが、これまでご紹介した中でも特に人気の調理器具が「ホットサンドメーカー」です。
ホットサンドメーカーはもともとホットサンド(パンの間にさまざまな具材を挟んで焼く料理)を作る調理器具ですが、実はそれ以外にも肉料理、野菜料理、串焼き、お好み焼きや麺類などの主食も作ることができる万能調理器具なんです。
今回はそんなホットサンドメーカーで作るおすすめレシピと、ホットサンドメーカーのお手入れ(メンテナンス)方法について解説いたします!
今回はご紹介するのは、長ねぎとチーズを春巻きで巻いて、ホットサンドメーカーで揚げ焼きにした一品。中はホクホク、外はサクサク。ひと口かじると、中からジューシーな長ねぎとチーズがどろりと溶けだします。そのままだとちょっと重めの食感ですが、中に巻いた大葉と、上にのせた梅肉ペーストが爽やかな後味を加えてくれますよ!
<材料>
・長ねぎ … 2本
・春巻きの皮 … 6枚
・スライスチーズ … 6枚
・梅肉チューブ … 大さじ1
・大葉 … 9枚
・水溶き薄力粉 … 接着用に少々
・揚げ油 … 適量
<作り方>
1.大葉は茎の部分を切り取る。長ねぎは春巻の皮の幅に合わせて切っておく。
2.春巻きの皮を広げ、端に大葉・ねぎの順にのせたら、水溶き薄力粉を付けてくるくる巻く。
3.さらに別の春巻きの皮を広げ、端にスライスチーズと先ほど巻いた春巻をのせ、水溶き薄力粉を付けてくるくる巻く。
4.巻き終わった春巻を油を多めにひいたホットサンドメーカーに並べ、フタを閉める。
5.こんがりキツネ色になるまで弱火〜中火で2〜3分揚げ焼きにする。フタを開けて春巻を裏返し、再度フタを閉めて2〜3分揚げ焼きにする。
6.油を切り、チューブの梅肉を乗せたら完成。
※キャンプで作る場合、残った油は別の料理に使ったり、廃油処理剤などを使って持ち帰ってくださいね。
梅肉ペーストのほかにも、ポン酢につけても美味しいですよ! 噛むと中の長ねぎが飛び出ちゃうことがあるのでご注意ください。一口で食べられるように、やや小さめに切っておくことをおすすめします!
ホットサンドメーカーのメンテナンス(お手入れ)方法はとても簡単です。
いま販売されているほとんどのホットサンドメーカーはアルミニウム製です。なのでお手入れは簡単。食器用の中性洗剤とスポンジで水洗いし、ふきんなどで水気をふき取って乾いたら保管しましょう。 スチールたわしや研磨剤などが入っている洗剤は、ホットサンドメーカーの表面を傷つけてしまうので使用しないようにしてください。しつこい汚れや焦げつきができてしまった場合は、しばらくお湯に浸しておき、汚れや焦げを浮かしてから洗い流すようにしましょう。
ちなみに、鉄製のホットサンドメーカーの場合は、中性洗剤を使わずに水洗いします。
しばらく火にかけて完全に水分を蒸発させたら、仕上げに植物性油を塗ってコーティングしてから保管してください。鉄製の場合はこのシーズニング(油ならし)の作業が毎回必要となるので、ちょっとだけ面倒くさいんですよね。
メンテナンスの手間を考えるのであれば、アルミ製のものを選ぶことをおすすめします。
インスタグラムで365日毎日、キャンプ料理を発信し続けているキャンプ飯研究家。「インドアで楽しめるアウトドア」をコンセプトに、おもに自宅ベランダでアウトドア料理やべランピングを楽しんでいます。
東京都在住の3児のパパで、普段はIT会社で働きながらインスタグラムやブログを運営。最近は千葉県いすみ市に土地を購入し、休みの日を使って小さなプライベートキャンプ場を開拓しています。