気候のいい今の時季は、お弁当を持ってお出かけする機会が増えますね。そこで気になるのが、お弁当の傷み。梅干しの抗菌作用を利用してみませんか?
梅干しに期待されるのが抗菌効果。梅干しに含まれるクエン酸と塩分が微生物の増殖や働きを抑制したり、死滅させたりする働きがあります。
ここで注意したいのが、梅干しには抗菌作用がありますが、お弁当全体の抗菌まではできないということ。日の丸弁当のように、ご飯の真ん中に梅干しをのせただけでは、残念ながら全体の抗菌効果は期待できません。
今回のレシピのようにご飯を炊くときに梅干しを入れることで、ご飯全体の抗菌効果を高めることができます。
赤色がアクセントになるので彩りもよくなり、見た目も華やかなお弁当になりますね。
管理栄養士、食学士、野菜ソムリエ。 大手企業の社員食堂栄養士、有名クッキングスクールの講師、食学士としてセミナー講師などを経験。現在は自身の子育てをメインに、管理栄養士の資格を活かして、食事と健康・美容の大切な繋がりや、子どもへの食育の大切さを多くの方に知っていただけるよう活動中。