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「おにぎらず」は、運動効果をUPするパワーフードだった!?

ダイエットの成功のポイントは、栄養バランスのよい食事と適度な運動にあり!でも、疲れてしまって続かない運動では意味がありません。ジョギングなど高い持久力が必要な運動で、疲れが残る残らないは、食事のとり方で大きく変わるってご存知ですか?健康&ダイエット効果やパフォーマンスを上げ、疲れを残さない食事のポイントを管理栄養士が説明します。

食事は運動の前?それとも後がいい?

ダイエットが目的であれば、運動は食事の前が理想的。しかし、運動後に食事をすることで体力の回復や筋力アップにつながるというメリットも。

運動後速やかに炭水化物を補えば、使われた筋肉のグリコーゲンを補充することができ、疲労の回復が早くなります。

また、運動後にたんぱく質を速やかに補えば、運動で分解されている筋肉が合成に変わるほか、筋肉痛の予防にもなります。遅くとも運動後120分以内には補うことが大切です。

運動後すぐに食事ができない時に栄養補給には、バナナや、オレンジジュース、牛乳、ヨーグルト、豆乳などがおすすめ。そして特におすすめしたいのがは、今話題の「おにぎらず」なんです!

運動後のおにぎらず効果がスゴイ

運動後、速やかに炭水化物やタンパク質を補うことがパフォーマンスやトレーニング効果を上げるために重要です。「おにぎらず」の具に肉や魚などのタンパク質をたっぷり入れると、炭水化物とタンパク質を同時に補うことができるパワーフードになるんです。持ち運びもしやすいから、運動後速やかに食べることができるのも◎。

スポーツ選手が試合の合間にバナナを食べているのはまさにグリコーゲン補充のため。理に適っているのですね。これからは「おにぎらず」をほおばる選手を目にするようになるかもしれません。

運動のパフォーマンスUPに効果的な栄養素

糖質

運動のパフォーマンスを上げたり、疲労を回復させるためになくてはならない栄養素が糖質。特にジョギングのような持久力運動でのエネルギー源は、筋肉にグリコーゲンとして蓄えられている糖質です。糖質を補わないで運動を続けると疲労が残ったままとなってしまいます。

ビタミンB1

糖質をエネルギーに変換するためにビタミンB1が使われます。糖質とともにしっかり摂っておきたいもの。雑穀米や大豆製品、豆類。脂身の少ない豚肉に多く含まれています。

タンパク質

筋肉を作る食べ物はタンパク質。脂身の少ないお肉や魚、大豆製品、卵などが理想的です。

ジョギングをすると貧血を招くことがあります。汗でミネラルが失われることや足底にかかる衝撃で、血球が破壊されることが原因です。レバーやひじき、きな粉や高野豆腐。海苔やカツオなど鉄が多く含まれている食材を意識して食べるようにしましょう。

これらの栄養素のほか、汗で水分やミネラルも失われます。喉が渇く前に水やミネラルウォーターを補給しましょう。みなさまも疲れを残さないスポーツの秋を、お楽しみください!

著者

クックパッド ダイエットラボ 管理栄養士:水谷 俊江

クックパットダイエットでダイエット「正しく食べてやせる」ダイエット指導を行う管理栄養士の資格を持つトレーナー。美容クリニックや企業で4,000人のダイエットを支援。

監修:クックパッド ダイエット

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