ヘルシーな鶏ささ身。スーパーで安売りしていると、つい買い込んでしまう人も多いはず。でも、せっかく買い込んだささ身なのに、レパートリーが少なくてどう使っていいのかわからない…なんてお悩みもよく聞きます。というわけで、今回は家計のお助け食材・ささ身の活用レシピをご紹介します。
増税で家計が厳しくなった今、食材選びにもかなり頭を痛めますよね。できれば安くて健康にもいい食材を選びたいというのは、誰しも思うこと。そんな中頼れる食材といえば、チープでヘルシーな鶏ささ身。ささ身は、形が笹の葉に似ていることから付けられた名称。鶏胸肉に近接した部位で、いわゆる胸肉やもも肉よりも脂肪が少ないのが嬉しいところ。サッパリとした味わいがサラダや和え物におすすめです。
チープでヘルシーなささ身ですが、脂肪が少ない分パサパサしやすいという欠点も。4月14日のNHK「あさイチ」で、ささ身をしっとりさせるコツを紹介していましたよ。実はその秘訣は、下処理の仕方にあるのだとか。とても簡単にできる方法なので、これからリポートしますね。
ささ身を10本用意したら、フライパンが冷たいうちに並べ、塩小さじ2分の1、酒大さじ2を入れて下味をつけ、ゆっくりと沸かしたお湯を入れていきます。
ささ身が浸るぐらいにお湯を入れたら火をつけ、沸騰したら火を止めてアルミホイルでフタをしておきます。冷めたら汁ごと保存するのがポイント。冷蔵庫で3~4日、冷凍庫なら2週間保存が可能だそうです。
今ご紹介したように下味をつけてから煮ることで、しっとりした食感のささ身になるというからビックリ!これならサラダにトッピングしたり、調味料とシンプルに和えるだけでも、十分美味しく食べられますね。
ところで、パサパサしやすいという悩みと同じぐらい、どう調理していいのかわからない、レパートリーが少ないというお悩みもよく聞きます。そこで最後にレパートリーを広げるためのヒントになるようなレシピを、クックパッドからピックアップしてみました。
たんぱく質が豊富でヘルシーなささ身は、カラダにも家計にも優しい食材。アレンジだって簡単。たんぱくな味わいだからこそ、実は幅広い料理に活用できるんです。ぜひチャレンジしてみてくださいね。(TEXT: 黒沢るか/ライツ)