cookpad news
コラム

ビールをワイングラスに注いで飲むとおいしいというのは、本当なのか!?[試してみたシリーズvol.4]

ビールがおいしい季節の到来です!ビール大好きクックパッド編集部では、キンキンに冷えたジョッキで飲むのが定番ですが、「ワイングラスに注いで飲むと旨い」という情報をキャッチ。その真偽を確かめるべく試してみました。

ワイングラスにビールを注いで飲んでみた!

夏が近づいてきてビールがおいしい季節がやってきました。ビールといえば、居酒屋やビアガーデンに代表されるように凍るほどキンキンに冷やされたジョッキに、これまた冷たいビールという飲み方が定番ですよね。まさに蒸し暑い日本の夏を乗り切る必需品です。

実は、サントリーの坂田さんから「ワイングラスにビールを注いで飲むと、香りが十分に堪能でき、味わいも異なるんです!」というウラワザ情報をゲット。このウラワザは本当なのか!?ワイングラスはワインの飲むためのものではないのか?

ビールのグラスの種類といえば、ジョッキ型やタンブラー型など形状の違いや、ガラスや陶器、金属など素材の違いもあり幅広いです。確かに、ビアホールに行くとさまざまな種類がありますが、ワイングラスで提供された記憶はありません。そこで、ワイングラスでビールを飲むと本当に味や香りが違うのか?実際に飲んで検証してみることにしました。

いざ、飲み比べです!

グラスを傾けて泡を少なめに注ぐ
味の違いを分かりやすくするため、いつもの銘柄で挑戦します。赤ワイン用のグラスと一般的なタンブラーグラスにそれぞれ注いで、飲み比べをしてみます。タンブラーグラスには定番の注ぎ方で、ワイングラスには赤ワインのようにグラスの半分くらいまで注いだ状態で、いざ試飲です!

果たして味の違いは?香りの違いは!?

いつものグラスと比較してみると違いが分かりやすい
いつもの銘柄なのに全く違う味わいでした。ワイングラスで飲むと、なんだかビールの香りがぐっと引き立っている気がします。また、ワイングラスで飲むと足の部分を持つため、ビールの温度が上がりにくという利点もあるかも。疑ってごめんなさい!グラスや温度を変えるだけで、どうして香りや味わいに違いがでるんでしょうか!?

「ワイングラスは、文字通りワインを楽しむために必要な形をしています。特に鼻から抜けるビールの芳醇なホップの香りを楽しむには最適な形状といえます。また、その際にいつもより少し高めの12度で、泡を少なめに注いで飲むのがおすすめです。より華やかな香りと甘みを体感できると思います。」教えてくださったのはサントリービア&スピリッツ株式会社、営業推進本部グルメ開発部の中村さん。

確かにヨーロッパなど海外でビールを飲む際に、日本のような凍るほどに冷たい、いわゆるキンキンの状態で提供されることは少ないですね。のどごしだけでなくビール本来の香りや味を楽しむには、温度も重要なのですね。

いかがでしょうか?グラスを変えるだけで、こんなに香りたかく、味わいや表情を変化させるビール。ゆっくりと過ごす週末や、爽やかなこの季節のホームパーティーにも最適です。女子会でおしゃれに、家族や恋人とゆっくりした時間に新しいビールの味わいを発見してみるのはいかがでしょうか?

取材協力:サントリー酒類株式会社

ビール醸造家の情熱がつくり上げた、夢の結晶であるザ・プレミアム・モルツは味と香りを追求して誕生した理想のビール。5月27日から期間限定新発売の「ザ・プレミアム・モルツ〈香るプレミアム〉」はフルーティな香味を生み出す酵母を使用し、夏にふさわしい、爽やかな香りをお楽しみいただけるエールビールです。

編集部おすすめ
クックパッドの本