【そんなことでおいしくなる】えびチリをプリプリに作る方法

中華料理でもテッパン人気を誇るレシピといえば、えびチリ。プリプリとしたえびと辛味のきいたソースが絶品ですね。今回は、まるでお店で食べているような本格的なえびチリができる、プロ直伝の技をご紹介します。

4月11日放映の「あさイチ」（NHK)をご覧になりましたか？人気の料理コーナー「解決！ゴハン」に今回寄せられたのは、「えびチリがうまく作れない」というお悩み。それを解決すべく、中国料理店の総料理長、コモキンこと菰田欣也さんが、プロ直伝の技を伝授してくれました。これさえ覚えておけば、えびチリマイスターになれることウケアイの最強テク。さっそくリポートを開始しますよ。

今回菰田さんが教えてくれたのは「あさイチ風　えびチリ」。まずはえびの下処理から取り掛かりますよ。面倒ですが、ここをやるやらないで味に雲泥の差がでるので頑張ってトライ。

えびは殻と背ワタを取り、少量の塩とかたくり粉を加えてよくもみ込みます。これを水洗いして汚れを落とし、ペーパータオルで水けをしっかり取ります。これで汚れも臭みも取れますよ。
下処理したえびをボウルに移し、塩とこしょうをいれてよくもみ込みます。次にお酒、片栗粉の順番に混ぜながら入れることで、えびがプリプリの仕上がりに。

今度はねぎをみじん切りにします。アスパラ、セロリもえびと同じ大きさにカット、しいたけは4等分に。
中華料理屋では具材を油通しますが、今回はそのかわりにフライパンに湯をわかし、下処理をしたえびを入れてゆでます。えびの色が変わったら、野菜を15秒間ぐらいゆで、ざるにあけて水気をきりましょう。

いよいよおいしいあん作り。火をつけない状態で、フライパンにすりおろしたしょうが、にんにく、トマトケチャップ、豆板醤、サラダ油を入れ、ゆっくり弱火で炒めます。中華料理は強火というイメージが強いけれど、ここは弱火でじっくりとやるのがポイントですよ。香りが出てきたら、鶏ガラスープ、砂糖、塩、こしょう、酒を加え、えびと野菜、ねぎのみじん切りをイン。一度火を止めてから、水溶き片栗粉を入れて混ぜまず。再び火にかけ、しっかりととろみを付けましょう。
とろみがついたら、今度は溶き卵1個分を回しいれます。これでえびチリがさらにまろやかな味わいに。最後にサラダ油と酢を加えれば完成です。

プリプリのえびと、とろっとしたソースがすごく美味しそう。試食したいのっちはじめ、柳沢さんも大絶賛していましたよ。
クックパッドにも似たレシピがないか、探してみました。

いかがですか？どれも美味しそうなレシピばかり。ぜひ、今回ご紹介したえびチリマイスターに近づくためのテクニックを試しながら作ってみてください。(TEXT: 黒沢るか/ライツ)