毎週日曜・夜6時30分放映の人気バラエティ番組「この差って何ですか?」(TBS系)から、知って得する料理の“差”をご紹介します!
7月24日放映の「この差って何ですか?2時間30分スペシャル」(TBS系)の人気コーナー「産地の差」は皆さんご覧になりましたか?
今回は、実は今が旬の「ニンニク」にスポットをあて青森県田子町(たっこまち)に行ってきました。田子町は日本で初めて「田子にんにく」というブランドニンニクを立ち上げたニンニク界のパイオニア。ここでニンニクを作って40年になる梅内さん一家に協力してもらい、「一般的な家庭で作られているニンニク料理」と「名産地で作られるニンニク料理」の差を徹底取材!
田子町の畑は土に火山灰が含まれているため、水はけがよく立派なニンニクが育ちます。また、青森の寒い寒い冬を越すあいだ、厳しい寒さで凍ってしまわないようにニンニク自身が糖を出すため特に甘みの強いおいしいニンニクが出来るというわけ。
ニンニク特有の辛味があるため、その甘みを感じることはなかなか難しいのですが、実は糖度はイチゴの4倍もあるそうですよ。今回はそんな青森県田子町のニンニクを使って、番組スタッフいちおしレシピをご紹介します。
まずは梅内家のお母さんが教えてくれるガーリックライスから。ご飯をフライパンで炒めないのがポイントという驚きのレシピなのですが…これ、おいしすぎて何杯でもいけちゃいますよ!
ニンニクの皮をむきますが、ここでちょっとした裏技。ニンニクのお尻の部分を切って5分ほど水につけておくとたったこれだけで、むきにくい薄皮がつるんとむけます。
フライパンを熱する前の冷たい油からニンニクを入れて炒めるのがポイントです。熱した油に入れると、ニンニクが焦げてしまい苦味が出てしまうそう。ニンニクのいい香りが出てきたら、塩とコンソメを加えさらに炒めます。
普通、ここにご飯を入れて炒めていくのですが、今回は炒めません!炊飯器に入れて炊いていきます。洗って15分ほどざるにあげておいたお米に、2のニンニクを入れます。炊飯器の分量通りの水を加えたら、バターを加え、あとはスイッチを入れて炊き上げるだけ。
パラパラだけどもっちり!ニンニクのほっくりした感じが抜群の、絶品ガーリックライスの完成です!
続いては梅内さん一家のご主人が、男のニンニク料理を教えてくれました。材料は枝豆(今回は冷凍枝豆を使用)とバターとニンニクと醤油、これだけ。
その名も「ガリ豆」。これさえあればビールが何倍でも飲めちゃうというスタミナたっぷりのおつまみです!
まずは刻んだニンニクをバターと一緒に炒め、そこに枝豆をさやごと投入!
枝豆に熱が通ったところで醤油をいれたら、はい、できあがり!
面倒なことは一切なし!なのにスタミナ抜群の絶品おつまみはまさに「男の料理」。夏を元気に乗り切るニンニク料理、試してみてくださいね。
産地ならではの工夫や、素材の美味しさを200パーセント引き出すテクニックが満載の新コーナー「産地の差」、次回もご注目ください!
「この差って何ですか?」(TBS系・毎週日曜夜6時30分~)
世の中にある【言われてみればちょっと気になる“差”】に注目し、なぜその“差”が生じているかを徹底調査するバラエティ番組。