日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
毎年この時期にクックパッドで検索数が上昇する「ねぎ」。一年中手に入るねぎですが、基本的には冬の野菜で、特に「白ねぎ(長ねぎ)」はいまが旬のピークを迎え、栄養価も豊富な時期です。
ねぎにはビタミンAとC、カルシウム、βカロチンなどが含まれていますが、最も個性的なポイントといえば、独特なニオイを作り出している「アリシン」という成分。アリシンには血行を良くして身体を温める働きがあり、疲労回復にも役立つと言われていますから、寒さと忙しさが一挙にやってくる師走にピッタリの食材なんです。
また、アリシンは加熱で壊れやすいので生食するか調理の際は油を使って調理することで壊れにくく効率よく摂取できます。
ちなみに「青ねぎ(葉ねぎ)」より「白ねぎ」に多く含まれているので、より効果的に食べたい人は「白」を選びましょう。
さらにもうひとつ「アリシン」には、“ビタミンB1の吸収を助ける” という効果があります。ビタミンB1はエネルギーを作り出すために必要な栄養素で、それが不足すると、疲れやすい、だるい、食欲不振といった症状が出やすい身体になってしまいます。
そこでビタミンB1がたっぷり含まれている「豚肉」と「ねぎ」の組み合わせが、まさに“黄金コンビ”というわけ。栄養だけでなく味の相性もピッタリですから、いろんな黄金コンビメニューで年末パワーを充電しましょう!
ねぎには殺菌成分もあり、風邪予防にも役立ちます。知れば知るほど、ねぎは“冬野菜キング”って気がしていませんか?(TEXT:大河原裕美)
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