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コラム

イギリスの食事は本当においしい? 英国大使館のクリスマスパーティに潜入してきました!

駐日英国大使館がクックパッドでイギリスの家庭料理レシピを公開しているのをご存知ですか? 実はこの15年ほどに飛躍的な変化を遂げたといわれているのが、イギリスの食。「本当においしいの?」そんな疑問を解決すべく、駐日英国大使館のクリスマスパーティに潜入してきました。

英国のクリスマスは「恋人と」ではなく「家族と」過ごす、日本のお正月のようなもの

英国大使館のパーティでは、駐日英国大使ティム・ヒッチンズさんとサラ大使夫人がごあいさつ。英国のクリスマスについて教えてくれました。
「英国のクリスマスは”家族が団結する時期”。日本でいうお正月のようなものですね。どんなに仲の良い恋人も、それぞれ自分の家族と過ごす期間なんです」(大使夫人)

伝統的なレシピは、ローストターキークリスマスプディング。ローストターキーは手間と時間がかかるもの。そのため、その家の主が仕込むのが慣習なんだそう。クリスマスプディングは、プリンと呼ばれるカスタードプディングではなく、ドライフルーツたっぷりのケーキのこと(イギリスでは、デザートのことをプディングというそう)。生地を加熱する前に家族全員で一回ずつ願い事を叶えながら生地をかき回すという伝統があるんだとか。そんなところも、家族でのクリスマスを大切にしているイギリスの風習が現れていますね。

大きさがわかりますか?こんな風に切り分けていただきます。クランベリーソースとの相性が抜群!

ちなみに、クリスマスプディングには、英国コインが隠されており、切り分けてたべるときに、コインが入っていた人は幸運に恵まれるという伝統もあるそうです。

ほめられること間違いなしのサーモンウェリントンをクリスマスに♪

ローストターキーとクリスマスプディングはちょっと難しそう…なんて人にもおすすめだったのが、「サーモンウェリントン」。これは、鮭をパイ生地で包んでオーブンで焼き上げるイギリス料理で、ずばりサーモンのパイ。このレシピはサーモンの間にきゅうりが入ってて、後味さわやか。切り口もサーモンのピンクときゅうりのグリーンでとってもクリスマスらしいですよね。作り方はいたって簡単。お刺身用のサーモンでもおいしくつくれますよ。

今年2013年はロイヤルベビーも誕生し、大いに盛り上がったイギリス。家族を大切にする心とともに、おいしいイギリスをぜひ味わってみてくださいね。

「Food is GREAT」とは?

英国政府が2011年から日本で展開しているのが「Food is GREAT: A Taste of Britain ためしてみて、美味しいイギリス」をテーマにしたキャンペーンです。駐日英国大使館大使公邸総料理長による英国料理の家庭用レシピをクックパッドにて公開中。
クックパッド公式キッチン:英国大使館のキッチンはこちら

*上記で紹介したメニューはBSテレビ局Dlife(ディーライフ/チャンネル番号BS258)で放送の「ナイジェルのクリスマスメニュー」(12月21日13:30放送)から大使公邸風にアレンジした一品です。

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