日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
12月22日は冬至。冬至にはゆず湯に入るという日本古来からの習わしがあるように、ゆずは古くから日本で親しまれてきました。今回は、そんなゆずの隠れたすごいパワーと活用法を解き明かしていきます。
12月16日放映「あさイチ」(NHK)は、今が旬の「ゆず」がテーマでした。ゆずといえば、奈良時代の文献に残っているほど古くから日本人に親しまれてきた食材。絞って焼き魚にかけたり、皮を香りづけや彩りに使ったり、お風呂に浮かべてゆず湯にするなど、意外にありきたりな使い道しか知らないという人も多いのではないでしょうか?
ゆずの白いワタには、果肉や黄色い皮と比べて「ヘスペリジン」という成分が多く含まれていて、ビタミンCが体内に吸収されると、動脈硬化やがんの原因となる活性酸素を取り除く働きをするそうですよ。
番組ではそんなゆずのとっておきの活用法を紹介していました。
実はいま、フランスの主婦の間ではゆずがブーム!レモンのように切って絞ったり、皮を切って添えるなど、料理のアクセントとして大活躍しているのだとか。そこで番組では、フランス流のゆずの使いこなし方として、ゆずをつかったドレッシングを紹介していましたよ。
作り方も簡単なのでチェックしてみましょう。
ポイントはゆずを丸ごと使うこと。まずは表面の黄色い皮を取り除いておきます。皮は最後に加えるので捨てないでくださいね。
種を取り除き、白いワタがついたまま切ってミキサーへ。ねばりが出るまで混ぜたら、ボウルにあけ、オリーブ油、塩、こしょうを加えてよく混ぜます。最後に残しておいた黄色い皮をすりおろして加えたら完成です。
ゆずを丸ごと使ったドレッシングはビタミンCたっぷり!その量、なんとレモンの1.5倍というから驚き。さらに白いワタの部分にはビタミンCの効果を長持ちさせるヘスペリジンが。これによってオリーブオイルと分離しにくくなる効果もあるそうです。
クックパッドにもゆずを使ったドレッシングや活用レシピが。こちらも要チェックです!
いかがですか?ゆずを絞るときは半分に切って皮を下にして、流れ落ちる果汁に精油が取り込まれて香りがよくなりますよ。香り豊かで、風邪予防にもピッタリのゆず。ぜひ活用してくださいね!(TEXT:黒沢るか/ライツ)
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