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スイーツ

麗しい夏のデザート「錦玉(きんぎょく)」に挑戦してみよう♪

道川 佳苗

お料理と漢方・薬膳が好きな薬剤師

見た目が美しい夏のデザート

パステルカラーで透け感が涼やかで見た目も美しい和菓子の錦玉(きんぎょく)。寒天と砂糖を煮詰め、冷やし固めたものです。少し手間はかかりますが、達成感が味わえる手作りの和菓子に挑戦してみてはいかがですか? 夏休みの時期なので、子どもと一緒に作ってみるのも楽しそうですね♪

特別な型は不要で手軽

砂糖の代わりにパルスイートを使用しているので、カロリー・糖質ともに控えめの和菓子です。パルスイートの代わりに、上白糖大さじ3にも変更可能です。ラップで包んで輪ゴムで止めて成形するので特別な型が不要なのもうれしいレシピです。

錦玉を作るポイントは?

白あんに色を付けます

白あんを2等分して、それぞれに抹茶と食紅を溶いたものを加えよく混ぜ着色します。それぞれを4等分してあんこ玉を作ります。

ラップを準備します

プリンカップや小さい容器にラップをくぼみを作りながら敷きます。包んだ時に寒天液が溢れないようにラップは大きめに切ります。

寒天液を作ります

鍋に水を入れ、寒天を振り入れ火にかけます。よく混ぜて1分間沸騰させたらパルスイートまたは砂糖を入れて溶かし、金粉も入れます。寒天液を2等分にし、それぞれに桜と抹茶のリキュールを加えます。

成形して冷蔵庫で冷やします

プリンカップのラップに寒天液を均等に入れ、あんこ玉も入れます。寒天が固まりやすいので手早くラップを巾着のように束ね空気を抜き、輪ゴムでしっかりと止めます。冷蔵庫でよく冷やしたら、ラップを丁寧にはがして完成です。

食べる宝石のような、美しい錦玉。自分で手作りできることに驚きですね。夏らしい和菓子なので、ぜひ今の季節にチャレンジしてみてください。(TEXT:道川佳苗)

執筆者情報

道川 佳苗

薬剤師。調理師。薬膳アドバイザー。夫と2歳の息子、犬(ビションフリーゼ)と暮らす。大学卒業後、薬局にて従事している時に、病気の予防、健康維持には食育が大切であると感じ、服部栄養専門学校で調理技術や栄養学を学ぶ。お料理と漢方・薬膳が好きな薬剤師。

webサイト・SNS情報

instagram:@oishi_yakuzen

資格

薬剤師、調理師、薬膳アドバイザー

実績・お仕事

cookpad news 体にやさしい「いたわりごはん」連載:2021.2〜2021.9
PharmaX株式会社 「YOJO LIFE」にて漢方・薬膳に関する記事執筆https://yojo.co.jp/media/

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