年末は冷蔵庫も大掃除！ 残りもの一掃するならこの料理！

大掃除も済み、新年を迎える準備も万端！ と思いきや、冷蔵庫のスミに、忘れていた食材を発見！なんてことはありませんか？ 正月早々、前年の残り物を食べるのは気が進まない。とはいえ捨ててしまうのも忍びない。。。そして、料理するなら残り物一掃といえど、おいしく食べたい冷蔵庫一掃レシピでおさえておきたいポイントをご紹介しましょう！

冷蔵庫で迷子になるのは、ちょびっと残った食材だから。ちょっとずつ残ったあれこれを一気に整理できてこそ、一掃レシピの醍醐味です。

しなしなの野菜やカピカピのハム。迷子食材はそのまま食べるには悲しい姿。小さく刻んだり、加熱したり。気にならない料理テクが肝心です。

お正月のためとはいえ「残り物を食べなきゃ」と思いながら食事するのは楽しくない。残りものだからこそ実現できる「具だくさん」「いろんな味」を楽しみに変換できる、イベントレシピをめざしましょう。

どうです？ 「残り物一掃」がなんだか楽しくなってきませんか？ 次はいよいよ、そのポイントがかなうレシピへGO！！

大人も子どもも大好きなお好み焼き。残り物あれこれも生地に入れて焼いてしまえば、おいしく楽しく食べられるのが「お好み焼き」の魔法です♪

ホットプレートで一気に焼いて仕上げるお好み焼きは、作る過程もイベント感たっぷり！ ないものはあるもので代用したり、新しい味を加えてみたり。既成概念をこえて楽しめば新たなおいしさに出会えるかも？

お好み焼き同様、粉ものの魔法で冒険ができるのがかき揚げ。いろいろせん切りにして加えれば、豪華版おかずになっちゃいます。

ごはんにのせて丼にしたり、おつまみにしたり。いろいろ楽しめますね。

いろんな味を文字通りスパイスの魔法にかけてくれる食べものといえば、やっぱりカレー。残り物が多ければ多いほどおいしくなる、というお話も♪

ちなみに「冷蔵庫の残り物」というキーワードでヒットしたのはなんと5705件もありました（2013.12.26時点）。聞くところによれば、人気の韓国料理「ビビンパ」も、大晦日に残った食べものを新年に持ち越さないために生まれた、という説もあるとか。残り物を工夫しておいしく食べるのは万国共通なんですね！

冷蔵庫の食材とともに、チェックしたいのがレトルトや缶詰などの食品。
「備蓄」のイメージが強く、いつまでも食べられるような気分になりがちですが、やはり賞味期限はきちんとあるのです。食材の整理とともに賞味期限も確認。備蓄の食品はいざというときにも役立つもの。年末の機会にチェックして、新しいものに変えておくといいでしょう。

おいしくしっかり食べきったら、いよいよお正月です。新年も家族でおいしい食卓が囲めますように。（TEXT:田久晶子）