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コラム

イマイチな味がおいしく復活!「失敗料理の救済アイテム」がTwitterで話題

【Twitterでバズったごはん Vol.40】市販品などを上手に使い、ササッと作れておいしいレシピが日々投稿されているTwitter。その中から、とくに話題を集めたレシピや便利な料理の知恵を、編集部がピックアップしてお届けします。

料理の失敗がなくなる!「救済アイテム」が便利

Twitterでバズった料理に関するツイートに注目し、多くの人の心を鷲掴みにしたヒミツを解き明かしていく連載をお届けします。第40回目に注目したのは「失敗料理の救済アイテム」です。

倉戸みとさんがツイートされた“失敗シチュエーションごとに味を調えられるアイテム”は、8.7万いいね(2021年11月11日現在)がつくほど注目を集めました。

失敗料理の「救済アイテム」

1.しょっぱい→「トマト缶」を入れて一煮立ち
2.味がうすい→「めんつゆ」を投入
3.えぐみがある→「すし酢」を加える
4.番外編:カビていた→すぐに捨てる!

それではさっそく、倉戸みとさんに詳細を伺ってみます!

科学的な発想で思いつく

−−今回の「失敗料理の救済アイテム」は、どのように思いつきましたか?

倉戸みとさん:料理を科学的に捉えてみて「しょっぱい料理は塩分=ナトリウムが多いのなら、体内でナトリウムとバランスをとっているカリウムが多いトマト缶を足せば良いのでは?」といった考えを体系化して、解説イラストにしてみました。

−−たしかに料理って組み合わせの妙ですし、科学の実験のようですよね。実際にどのような料理で「救済アイテム」を活用されたことがありますか?

倉戸みとさん:塩分が多い食材を使ったアレンジをするときにトマト缶を足したり、逆に水分が多い食材で味がぼやけてしまったときにめんつゆを足したりしています。

「少しずつ」がポイント

−−上手に味を調えるコツはありますか?

倉戸みとさん:各食材に“火が通った”タイミングで味見をして、味を調整する場合は、調味料を“少しずつ”加えて調整するのがおすすめです。

−−では最後に、今回バズったことで、どのような反響がありましたか?

倉戸みとさん:こうした取材の依頼をいただいて、嬉しかったです。いろんなレシピを同人誌やグッズにしているので、お楽しみいただければ幸いです。

独特な世界観のグッズが楽しい!

科学的に裏付けされた、とっても便利な救済ワザ。いざというときのために「救済アイテム」を覚えておきましょう! 今回お話を伺った倉戸みとさんは「大豆の豆知識トートバッグ」や「中二病ごはん」など、個性的な発想の制作をされています。ぜひツイートやリンク先を覗いてみて、斬新な世界観を冒険してみませんか?

(TEXT:八幡啓司)

倉戸みとさん
楽しいレシピ紹介の同人誌や、食材をテーマにしたグッズを制作している。ほかにもファンタジー世界にあふれる創作物など、独創的な発想で多岐に渡って活動中。

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