ロシアの食卓で定番の家庭料理やトレンドのレシピを、クックパッドロシアの人気レシピ作者から、エピソードと共に紹介していただきます。第4回目はお米が入っているのが特徴的なロシア風ミートボールをご紹介。表面にツンツンと米粒が出ている様子から、ハリネズミという意味の「ヨージキ」と呼ばれています。日本でも作りやすくアレンジされたレシピも紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
日本のみなさん、こんにちは! クックパッドロシアのアンバサダーをしているタチアナ・シュルヤック(Tatiana Shuliak)です。私は主婦で、家族のために様々な料理を作ることが大好きです。クックパッドで新しいレシピなどを見て学び、自分の知識や技術を深めたり、逆に自分のレシピをクックパッドに投稿したりもしています。
世界各国の料理に見られるミートボールですが、ロシアではハリネズミという意味の「ヨージキ」と呼ばれるお米入りのミートボールが特に人気です。メイン級の肉おかずにもなるし、副菜としても使えて便利ですよ。簡単に作れるのに、とってもおいしいのでおすすめです。
「ヨージキ」の味付けは、サワークリーム、トマトペースト、マヨネーズ、スープなど、好みに応じて変えることができます。フライパンで焼いてもいいし、オーブンやスロークッカーで煮込んでもOKです。私の家族はこの料理が大好きなので、クックパッドにもレシピを載せました。ぜひ試してみてくださいね。
・牛豚合挽き肉…350〜400g
・玉ねぎ…2個
・人参…大きめ1本
・卵…1個
・ごはん…1カップ
・塩こしょう…お好みで
・片栗粉…大さじ1
・月桂樹の葉…1枚
・サラダ油…適量
1. 挽き肉に、ごはん、卵、みじん切りにした玉ねぎ1個分、すりおろした人参の半量を加える。混ぜ合わせて、塩こしょうで味付けする。小さいボール状に丸め、サラダ油で中火で熱し、両面を揚げ焼きする。
2. 次に、フライパンにみじん切りにした玉ねぎ1個分と、残りのすりおろした人参を入れて、5〜10分ほど炒めたら、1のミートボールをのせ、半分より少し上まで水(分量外)を注ぐ。塩ひとつまみ、月桂樹の葉を加える。
3. 火を弱めて蓋をし、40~45分ほど煮込んだら完成。途中、20~25分経ったら、ミートボールを裏返すこと。
クックパッドロシアに寄せられたタチアナ・シュルヤック(Tatiana Shuliak)さんのオリジナルレシピもぜひご覧ください。
『Hedgehogs』 by Tatiana Shuliak
タチアナ・シュルヤック(Tatiana Shuliak)さんのキッチンやInstagramには他にもロシアのおいしそうなレシピがたくさん投稿されていますよ。
クックパッドアンバサダーのkaana57さんが、こちらのレシピを参考に、日本でも作りやすいようアレンジ版を考案してくれました! ごはんは冷ましてから挽き肉に混ぜ込み、粒感を残すため練らないように混ぜあわせるのがポイントです。
ごはん入りのミートボールは柔らかくてとってもおいしかったそう。ぜひお試しあれ。
クックパッドロシア には、現地のユーザーの皆さまから寄せられた本場の家庭料理のレシピが満載です。