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コラム

美肌効果が高い!いろいろ使える「豆苗」の栄養

早藤千紘

子育て奮闘中の管理栄養士

【食材の効果的な食べ方 Vol.22】管理栄養士おすすめ食材の栄養素を、効果的に摂取する方法をご紹介。「栄養価」を高めるひと工夫とは? また、栄養素を損なわないようにする調理法は? 旬食材の栄養素を効果的に、おいしく食べられるコツをお届けします。

「豆苗」はえんどう豆のスプラウト

色々な食材が値上げされる中、比較的リーズナブルな豆苗。工場で水耕栽培されるため、天候に左右されず価格が安定しやすい野菜のひとつなんです。そんな豆苗は「えんどう豆」を発芽させたもの。名前の通り、豆の苗なんです。緑黄色野菜に分類され、美肌効果の高いβカロテン、ビタミンE、ビタミンCが豊富に含まれています。上手にカットすると再収穫できるのも嬉しいポイントですね。

えんどう豆の仲間はたくさんある

完熟したえんどう豆は、みつ豆や甘納豆に加工されている赤えんどうや青えんどう。未熟なものは、サヤごと食べるサヤエンドウ、スナップエンドウであり、グリンピースはまだ未熟なえんどう豆なんです。えんどう豆は成長過程からいろいろなタイミングで食べられる優れた食材ですね。

豆苗の選び方&保存方法

あまり差の見えづらい豆苗ですが、選ぶ時のポイントは

・色が鮮やかで濃いもの

・根っこがついているもの

こちらを選ぶのがおすすめです。また、保存方法は

・根付きのものは袋のまま立てて冷蔵庫へ

・カットしたものは袋に入れてから冷蔵庫へ

根付きで売られている豆苗の袋は保存に適したものになっているので、そのまま冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

豆苗のおすすめの食べ方

豆苗はアクがない為、生のままサラダとして食べてもおいしいです。その他、定番の炒め物、スープやお鍋の具にしたり、サッと茹でて和え物にするのもおすすめです。比較的リーズナブルで栄養価も高く、色々な調理法で使える豆苗。冷蔵庫にストックしておきたくなりますね。

画像提供:Adobe Stock

執筆:早藤千紘

管理栄養士、食学士、野菜ソムリエ。 大手企業の社員食堂栄養士、有名クッキングスクールの講師、食学士としてセミナー講師などを経験。現在は自身の子育てをメインに、管理栄養士の資格を活かして、食事と健康・美容の大切な繋がりや、子どもへの食育の大切さを多くの方に知っていただけるよう活動中。

執筆者情報

早藤千紘

管理栄養士、食学士、野菜ソムリエ。 大手企業の社員食堂栄養士、有名クッキングスクールの講師、食学士としてセミナー講師などを経験。現在は自身の子育てをメインに、管理栄養士の資格を活かして、食事と健康・美容の大切な繋がりや、子どもへの食育の大切さを多くの方に知っていただけるよう活動中。

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