お正月の飲み物という印象が強い甘酒。栄養価の高い甘酒は、「飲む点滴」といわれ、健康ドリンクとしても注目を集めています。そして、飲むだけではなく、お菓子づくりの材料にもとっても使えるんです! 甘酒の魅力がたっぷりわかる、とっておきの情報をご紹介しましょう!
甘くて飲むとポカポカしてくる、冬にぴったりの飲み物・甘酒。ビタミン類、食物繊維、オリゴ糖、大量のブドウ糖などを含み、まさに栄養のかたまりといえる一品です。江戸時代には、冬だけではなく、夏バテにも効く飲み物として販売され、俳句の夏の季語にもなったほど。最近では塩麹ブームの流れから、伝統的な飲料である甘酒も大注目。便秘解消や、美肌効果など、女性にはうれしい効果がいろいろ紹介されていますよね。飲むだけではなく、料理やスイーツ作りに利用すれば、さらにハナマル♪ クックパッドにも、甘酒を使ったレシピがいろいろ投稿されていましたよ!
甘酒には、麹を発酵させて自然の甘みを出すものと、酒粕を湯で溶いて砂糖などの甘みをたすものの2種類の製法があります。どちらも栄養価は高いですが、特に注目したいのが砂糖を使わない麹の甘酒。自然の甘みを利用すれば、砂糖を減らすこともできるから、とってもヘルシー。スイーツ作りに上手に取り入れたいですね。クックパッドのレシピから甘酒で作ったスイーツをご紹介しましょう。
甘酒の歴史は古く、ルーツをたどると日本書紀の時代にまでさかのぼるとか。私たちの遠いご先祖さまの時代から、そのおいしさや栄養効果は愛されてきたのでしょう。甘酒でおいしくヘルシーなスイーツを楽しんでみませんか?(TEXT:田久晶子)