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コラム

生活習慣病の予防に!旬の新玉ねぎは◯◯で食べるのが正解

早藤千紘

子育て奮闘中の管理栄養士

【食材の効果的な食べ方 Vol.24】管理栄養士おすすめ食材の栄養素を、効果的に摂取する方法をご紹介。「栄養価」を高めるひと工夫とは? また、栄養素を損なわないようにする調理法は? 旬食材の栄養素を効果的に、おいしく食べられるコツをお届けします。

みずみずしい「新玉ねぎ」の特長は?

今が旬の新玉ねぎ。皮が薄くてみずみずしいのが特長のひとつですが、それは乾燥させずにすぐ出荷するため。通年出回っている玉ねぎは、しっかりと乾燥させて保存性を高めています。

新玉ねぎはあまり日持ちしないので、新鮮なものを購入したらなるべく早く食べるのがおすすめです。

健康効果は抜群◎新玉ねぎの辛味成分

新玉ねぎの辛味成分はアリシン血行を促進して冷え性や動脈硬化、血栓を予防したり、免疫を整え、生活習慣病の予防の効果があるといわれています。

また、ビタミンB1と一緒に摂ることで疲労回復が期待されます。

アリシンの効果的な摂り方

アリシンは水溶性の性質があるため、水にさらしすぎない方がベター。辛味が気になる場合は、切ったあとにそのまま放置し、少し空気にふれるだけでも和らぎます。

また、加熱に弱いのでサラダなどで生食するのがおすすめです。刻んだり、すりおろすことでアリシンが増えるといわれているので、生のままドレッシングやソースに使ってもよいですね。

今しか味わえない新玉ねぎ。健康効果の高いアリシンを効率よく摂取し、おいしくいただきましょう。

画像提供:Adobe Stock

執筆:早藤千紘

管理栄養士、食学士、野菜ソムリエ。 大手企業の社員食堂栄養士、有名クッキングスクールの講師、食学士としてセミナー講師などを経験。現在は自身の子育てをメインに、管理栄養士の資格を活かして、食事と健康・美容の大切な繋がりや、子どもへの食育の大切さを多くの方に知っていただけるよう活動中。

執筆者情報

早藤千紘

管理栄養士、食学士、野菜ソムリエ。 大手企業の社員食堂栄養士、有名クッキングスクールの講師、食学士としてセミナー講師などを経験。現在は自身の子育てをメインに、管理栄養士の資格を活かして、食事と健康・美容の大切な繋がりや、子どもへの食育の大切さを多くの方に知っていただけるよう活動中。

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