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コラム

鮮度が大切!夏に食べたい「枝豆」の栄養と選び方

早藤千紘

子育て奮闘中の管理栄養士

【食材の効果的な食べ方 Vol.27】管理栄養士おすすめ食材の栄養素を、効果的に摂取する方法をご紹介。「栄養価」を高めるひと工夫とは?また、栄養素を損なわないようにする調理法は?旬食材の栄養素を効果的に、おいしく食べられるコツをお届けします。

枝豆は未成熟の大豆って知ってた?

夏に旬を迎える枝豆。実は大豆と同じなんです。大豆が未成熟のうちに収穫するのが枝豆、完熟してから収穫するのが大豆。同じ大豆なのですが、未成熟の枝豆には、ビタミンCやβカロテン、葉酸など完熟の大豆にはあまり含まれない栄養素が残っているんです。

枝豆に含まれる栄養素

枝豆にはたんぱく質や夏バテ予防に効果的なビタミンB1、アミノ酸の一種で肝臓を保護して二日酔いを予防するメチオニンなどが含まれています。夏の暑い時季に食べたり、ビールのお供にするのは理にかなっているのです。

おいしい枝豆の選び方

枝豆は鮮度がとっても大切です。

・サヤが色鮮やかで産毛が濃いもの

・豆の大きさがそろっているもの

こちらを選ぶのがおすすめです。もし枝付きのものがあったら日持ちもしやすく、味が落ちにくいのでおすすめです。

茹でることの多い枝豆ですが、少ない水で蒸し焼きにしたり、レンジで調理したり、グリルで焼くと水分で味が薄まることなく、より濃厚な枝豆の風味を楽しむことができます。ぜひお試しください。


画像提供:Adobe Stock

執筆:早藤千紘

管理栄養士、食学士、野菜ソムリエ。 大手企業の社員食堂栄養士、有名クッキングスクールの講師、食学士としてセミナー講師などを経験。現在は自身の子育てをメインに、管理栄養士の資格を活かして、食事と健康・美容の大切な繋がりや、子どもへの食育の大切さを多くの方に知っていただけるよう活動中。

執筆者情報

早藤千紘

管理栄養士、食学士、野菜ソムリエ。 大手企業の社員食堂栄養士、有名クッキングスクールの講師、食学士としてセミナー講師などを経験。現在は自身の子育てをメインに、管理栄養士の資格を活かして、食事と健康・美容の大切な繋がりや、子どもへの食育の大切さを多くの方に知っていただけるよう活動中。

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