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V6のいのっちこと井ノ原快彦さん、有働アナウンサーらが、社会問題から生活実用情報まで、毎日ピックアップする「あさイチ」(NHK)。主婦の皆さんが一番気になるあさイチのテーマをクックパッドがレポートします。
1月4日放映の「あさイチ」(NHK)をご覧になった人はいらっしゃいますか?おなじみの料理コーナー「解決!ゴハン」に新年最初に登場したのは、朝ドラ『まれ』でも大活躍した中国料理店オーナーシェフの孫成順さん。今回は寒い冬におすすめ!体がポカポカに温まるレシピを教えていただきました。
今回孫さんが教えてくれたのは、「孫さん直伝!本場のワンタン」。中国で育った孫さんにとって、ワンタンは欠かせない料理。冬になると1日3食食べるぐらい人気があるそうですよ。さっそくチェックしてみて。
中国の人にとってワンタンの皮を作るのは、お米を研ぐ感覚に近いもの。毎日ご飯を炊く要領で、皮を作るのだとか。
まずは皮作りから。ボウルに薄力粉と強力粉を入れ、少量の塩をプラス。水は2~3回に分けて注いで、ひとまりになるまでよくこねます。ラップをかけたり、ポリ袋に入れて、30分~1時間寝かせて、生地を落ち着かせましょう。
次は肉ダネ作り。ボウルに豚ひき肉、紹興酒、ゴマ油、コショウ、しょうゆ、みじん切りにしたネギとしょうが、半分の分量の溶き卵を加え、粘りが出るまでよくこねます。ラップをして冷蔵庫で少し休ませると、包みやすくなるそうです。また、残り半分の卵は薄焼きにして、スープに入れますよ。
さあ今度は再びワンタンの皮に戻りますよ。まな板など平らなところに打ち粉をふり、寝かしておいた生地をめん棒で円形に伸ばします。厚みが1㎜ぐらいになるまで、巻き付けたり、広げたりして伸ばしましょう。このあと重要なポイントが。なんとワンタンの皮はめん棒に巻き付けた状態でまっすぐに包丁を入れ、広げます。ワンタンの皮というと正方形の皮をイメージする人も多いと思いますが、実は台形にするのが本場の作り方。
本場の包み方も教えてくれましたよ。手のひらに皮の短いほうを手前にしてのせ、割り箸に肉ダネをとって短い辺の端にのせましょう。そしてそのまま一巻きして割り箸をぬき、肉の両端の皮を潰しながらひっぱり、端同士をしっかり指で重ね合わればOK!
まだまだポイントが続きますよ。今度はワンタンをゆでます。鍋にたっぷりのお湯を沸かしたら、流れるプールのように玉じゃくしなどで湯をかき混ぜ、そこにワンタンを入れてゆでます。目安は2分。これがワンタンがくっついたり、べちゃべちゃにならないコツなんだとか。
今回のワンタンスープは、なんとお鍋を使わずに作るというから、こちらもビックリです。器にしょうゆ、塩、黒酢、ゴマ油、桜えび、ねぎ、香菜、焼きのり、小さく切った薄焼き卵を入れ、ワンタンのゆで汁を加えて軽くまぜます。そこにゆであがったアツアツのワンタンを投入すれば、出来上がり。
孫さんいわくワンタンの皮は薄さが命!できるだけ薄くするのがツルツル食感にするコツです。煮込まないスープというのもユニーク。黒酢入りだから体にもよさそうです。
クックパッドにも美味しそうなワンタンなレシピが!
いかがですか?ツルツルで温まるワンタンは、寒さが厳しくなるこれからの季節にピッタリ!ぜひ作ってみてくださいね。 (TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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