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コラム

今ブームの「作りおきおかず」基本ルールを再確認しよう!

ブーム再燃!作りおきおかず

忙しい日々を助ける「作りおきおかず」(常備菜)が今、再びブームになっています。毎日の食卓を充実させたいと考えている主婦はもちろん、食事の支度に時間をかけられない共働きの家庭や、1度にたくさん作っても食べきれない一人暮らしの人など、さまざまなライフスタイルの人が、それぞれの事情に合わせた「作りおき」生活を楽しんでいる模様。

クックパッドニュースでも、比較的時間にゆとりのある週末を利用して作りおきおかずをストックする「週末作りおき」を提案する記事が人気です。ただ、作りおきに向かない調理法があったり、気温の高い夏場の腐敗対策など、覚えておきたい基本ルールがいくつかあります。そこで、正しい知識を持って作りおき生活を楽しむためにも、調理のポイントや保存のルールを、今一度おさらいしておきませんか?

「作りおきおかず」調理のポイント

数日間保存することを目的とする「作りおきおかず」は、できたてを食べる料理よりも少し注意しなくてはいけない点があります。

•味は“濃い目”…塩分を多めにする事で保存がききます
•梅干し・お酢を活用する…クエン酸の殺菌効果で傷みにくくなる
•しょうが・わさび・カレー粉等を活用する…殺菌効果で傷みにくくなる
•火をしっかり通す…生焼けは腐敗が進む原因
•水分の少ない調理法にする…水分が腐敗の原因に

古くから常備菜としてよく作られている、きんぴら、佃煮など水分が少なく味の濃い料理や、ピクルスやマリネのようにお酢やスパイスを使った調理法が長期保存を目的とする「作りおきおかず」に向いているといえます。逆に、含め煮や白和えなど水分の多い料理は長期保存には向きません

水分をしっかり飛ばした「作りおきおかず」

濃い目に味つけした「作りおきおかず」

お酢を使った「作りおきおかず」

スパイスを使った「作りおきおかず」

「作りおきおかず」保存のルール

せっかく作った「作りおきおかず」、できれば美味しく長持ちさせたいですよね。そのためには保存の方法にも気を配りましょう。

・冷蔵庫や冷凍庫で保存…常温での保存は避ける
・清潔な保存容器を使用する…水滴や汚れは腐敗の原因に
・取り分け用の箸で取り出す…口に直接入れる箸や手でさわるのはNG
・2〜3日を目安に食べきる
・お弁当に入れるときはレンジで再加熱&完全に冷ます
・作った日付を記しておく

時間のあるときにまとめて常備菜作りをしておけば、忙しい日も、手作りのおかずを食卓に登場させることができますね。お弁当派の人は、朝のお弁当作りがラクになるというメリットも。4月にスタートする新生活に向け、毎日の食事が豊かになる「作りおき」生活、あなたも始めてみませんか?

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