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コラム

【意外と知らない】レタスは下ごしらえで、こんなにおいしくなります

おいしいサラダをこしらえるには、素材へのおもいやりが大切です。サラダは、調理法がシンプルなだけに、野菜の下ごしらえや、味つけひとつで、出来上がりに違いが出てきます。そのため、一見、かんたんそうに見えますが、実はつくるのがむつかしく、奥深いのです。下ごしらえをていねいに行うこと。とくに、水気をよくきることが大切です。レタスを例にあげて、おさらいしてみましょう。

大切なのは、レタスの下ごしらえ

レタスがパリッと仕上がるように、下ごしらえをしましょう。

1. まずは、芯を外します。レタスの底にある軸の部分を、手の平の付け根あたりで、グッと中へ押し込みます。そうすると軸が外れ、芯だけが取れやすくなります。
2. 軸を外したところへ水を注ぎ、洗い流します。よく洗ったあとは、ザルにとり、トントンとふって、水気をしっかりきります。その後、傷つけないように注意しながら、一枚一枚、葉をはがしましょう。
3. レタスのような球になった野菜は、外側のごわごわしたところは使わず、内側の柔らかいところを使うとよいでしょう。はがした葉は、一枚一枚美しく見えるように、食べやすい大きさにちぎります。
4. 乾いたフキンの上に、葉を並べていきます。もう1枚のフキンで、やさしくていねいに拭いて、水気をとり、上から重ねます。このとき、レタスの葉を、折り曲げないように気をつけます。
5. そのまま包み、冷蔵庫に入れて冷やします。およそ1時間ほど冷やすと、フキンがレタスの水気を吸って、冷蔵庫の中で、パリパリのレタスに変わります。

シンプルなレタスサラダでいただきましょう

シャキシャキのレタスを、おいしくいただくために。あっという間に出来上がる、かんたんなレタスサラダをご紹介します。

<材料(作りやすい分量)>

レタス・・・1コ(小さめのもの)
オリーブ油・・・適量
塩・・・少々
パルメザンチーズ・・・適量

<作り方>

1. レタスは、小さめのものを用意し、下ごしらえをします。
2. ボウルにレタスを入れ、お好みの量のオリーブ油、塩少々、すりおろしたパルメザンチーズを入れます。
3. 手の平を使い、下から上へ持ち上げるようにして、よく和えます。
4. 皿に盛りつけ、上からパルメザンチーズをすりおろしたら、出来上がりです。
◎上からレモンを絞ると、さわやかな酸味が加わり、さらにおいしくいただけます。

文:田中真唯子 写真:松浦弥太郎

くらしのきほん

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