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コラム

夏の暑さに負けない!フィリピンのお酢で作る家庭料理「アドボ」って何?

世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回は、フィリピン人のクニエ (Kunie) さんのお宅で、身体想いの家庭料理をいただきました。

こんにちは、HIKERのYumiです。今回は、COOKのクニエ (Kunie) さんのお宅にお邪魔してきました♪ フィリピン料理ってみなさん食べたことはありますか?私は今回のKitchHikeが人生初めてのフィリピン料理だったので、どんなお料理なのか想像ができませんでした。そういえば、東京でもなかなかフィリピン料理のレストランって目にしない気がします。まだ食べたことのない料理を味わえるということと、COOKとの新たな出会いに心を躍らせて参加しました!

クニエ (Kunie) さんとは最寄駅で待ち合わせ。一緒にお宅へ向かいました。 しばらく歩くととても素敵なご自宅に到着!お部屋のいたるところには写真が。家族を大切にされていることが伝わってきました。

家族の幸せそうな写真がたくさん。なんだかほっこりしちゃいました。

常夏の国だからカラダに優しいお酢の料理「アドボ」

荷物を置いて、早速お料理開始!今回は、「アドボ」の下ごしらえをしておいてくださいました!

「アドボ」とは、マリネという意味で、フィリピンでは、肉や魚、野菜などを酢でマリネし、炒め煮にした料理のことを言います。

まず、お酢などの調味料とローリエを入れ、お肉を煮込んでいきます。今回使用したお肉は骨付きの鶏肉。現地では豚肉でも作られることもあるそうです。

お酢が使われているのが「アドボ」の特徴。暑さにバテないための身体想いの料理です。

中華料理の影響も受けて国民食になった「パンシット」

「アドボ」を煮込んでいる間に、もうひとつのお料理が調理開始!「パンシット」と言って、麺はビーフンを使ういわゆる焼きそばのフィリピン版のような料理です。アジア各地はビーフンを使うところが多いですね。

まずは、エビに火を軽く通します。

プリップリの新鮮なエビだから、すでにこの時点で美味しそうです……。

全体的にエビの色が少し変ったかな、というところで、野菜、ビーフンと材料を投入してさらに炒めます。

フィリピンは中華料理の影響も受けていて、こういった野菜を多く使う料理もあるそうです。

味付けは、こちらです。

味の決め手になる調味料です。いったいなんでしょう……?

一見、醤油に見えますが……気になるので、ちょっと味見をしました!

エスニックな醤油の正体を自分の舌で確認します!

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