生活習慣病の予防に☆驚きのパワーを持つ柿は皮ごと食べるのがコツ！

皮をむいて食べても、干しても美味しい柿。今回は読めば柿が絶対に食べたくなる！ミラクルフルーツ・柿の知られざるパワーと調理法についてご紹介します。

11月28日放映の「あさイチ」（NHK)をご覧になりましたか？生活に役立つ「スゴ技と知恵」をクイズ形式で紹介するコーナー「スゴ技Ｑ」で今回取り上げられたのは、旬まっさかりの「柿」。最近では、この柿に含まれている「β-クリプトキサンチン」という成分が、動脈硬化、肝機能障害、骨粗しょう症などいわゆる生活習慣病の予防が期待できるということがわかってきたそうです。実はこの「β-クリプトキサンチン」は、とっても簡単な方法で増やすことができるそうです。

その画期的な方法とは、常温で保存すること！「β-クリプトキサンチン」は温度が高いほうが活発に作られる傾向があるため、温度の低い冷蔵庫や冷凍庫に入れておくよりも量が増えるのだそうです。 しかも「β-クリプトキサンチン」は、皮にたっぷり含まれていて、果肉の10倍以上だというからビックリ。つまり、「β-クリプトキサンチン」を摂るためには、皮ごと食べたほうがいいのだそうです。

番組ではもちろん、柿を丸ごと使ったレシピも紹介していましたよ。柿を薄いイチョウ切りにしてサラダにしたり、すりおろして粒マスタード、酢、オリーブオイルなどを加えてドレッシングにしたり…。今回は、いろいろ使える「柿のみそだれ」と、そのたれを使った「鶏肉のソテー」の作り方をご紹介しましょう。

作り方は簡単です。味噌、酒、細ねぎ、しょうが、にんにく、そしてやわらかい柿を皮ごと入れて、ミキサーにかけるだけ。これで「柿のみそだれ」の完成。

次はソテー作り。「柿のみそだれ」を鶏肉に塗ったら、20分ほど置き、ごま油を引いたフライパンで、皮のほうからじっくり焼きます。仕上げに柿のみそだれをかければ、濃厚な秋の味わいを楽しめる絶品鶏のソテーの出来上がり。焦げやすいので、柿のみそだれは皮のない肉のほうだけ塗るのがポイントですよ。この柿のみそだれは、茄子のしぎ焼き、おでんなどにもピッタリ！炒飯の味付けにも合うそうですよ～。

これは便利！　せっかくなのでクックパッドにも似たレシピがないか？探してみましたよ。

いかがでしたか？柿が苦手という人も、料理に使えるこの柿みそだれなら、チャレンジできそうな気がしませんか？体にいい効果が期待できる柿、ぜひ丸ごと食べて、元気に過ごしましょう。 (TEXT:森智子)