赤ちゃんが食べ物を口から出してしまう……そんな悩みを持つママも多いはず。離乳食インストラクター協会代表の中田馨さんのWEB上離乳食レッスン・第7回目のテーマは「赤ちゃんが食べやすいとろみ離乳食」です。
こんにちは!離乳食インストラクター中田馨です。「とろみ離乳食」って知ってますか?今回は赤ちゃんが食べやすくなるとろみ離乳食って何か、どうやったら作れるのかを紹介したいと思います。
近い月齢の友達の赤ちゃんがパクパク離乳食を食べているけど、うちの子はすぐに出してしまう……。少し不安になってしまうママもいると思います。赤ちゃんは今、口の中ですりつぶしたり、モグモグしてゴックンする練習をしている時期です。首すわりやうつ伏せなどの体の発達には個人差がありますよね。口の中の発達も個人差があります。あなたの赤ちゃんは、今、「ゴックン」することを練習中です。だから大丈夫ですよ。
離乳食スタートから順調に食べていたのに、ある時急に吐き出すようになった!というお話しはよく聞きます。きっと赤ちゃんにも理由があるのだと思います。例えば下記のようなことは当てはまりませんか?
1の場合には前の大きさや固さに戻してもいいと思います。
食べ物を飲み込むことが苦手だったり、急に吐き出してしまうようになったときには、赤ちゃんの飲み込みを手助けをしてくれる「とろみ離乳食」を食べさせてみましょう。とろみをつけることで食べ物を飲み込みやすくしたり、慣れない食感を食べやすくすることができます。
片栗粉:水を1:1の割合で水溶き片栗粉を作ります。鍋にだしと具材を入れ沸騰したら水溶き片栗粉を入れてとろみがつくまで混ぜます。とってもカンタンに作れますよ。
生のじゃがいもをすりおろしたものを加熱してとろみをつけます。じゃがいもは片栗粉の原材料、だからとろみがつくんですね。じゃがいもの味がしっかりと効いています。
オクラのねばねばを利用しています。オクラの種は消化しにくいので離乳食期は取り除いて調理すると安心ですよ。
その他にも、納豆、山芋、おろしさつまいも、すりおろした高野豆腐でもとろみ離乳食を作ることができます。月齢にあわせた食材でとろみ離乳食を楽しんでみてくださいね。
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。
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