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コラム

連休中にチャレンジ!フライパンで濃厚絶品「カスタードチョコバナナタルト」の作り方

【オーブンいらずでおいしいお菓子 Vol.11】お菓子作りにはオーブンが必要…というイメージを持っていませんか? この連載では、お菓子研究家の福田淳子さんが、オーブンを使わない、おいしいお菓子の作り方を紹介します。第11回のレシピは、フライパンで作れる本格「チョコカスタードバナナタルト」です。

連休中は、カスタードチョコバナナタルトにチャレンジ

みなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか? 待ち遠しかったゴールデンウィークがはじまりましたね。

まとまった時間ができたら、ぜひチャレンジしてほしいタイプのお菓子があります。それは「簡単だけど、手間がかかる」ジャンルです。忙しい時に作ると「めんどくさい!」となるけれど、時間と気持ちに余裕がある時に作ると、その工程はそこまで手間に感じません。

今回はカスタードチョコバナナタルトを作ります。タルトとクリームを別々に作って組み立てます。材料はどれも入手しやすいものばかり。道具も特殊なものは使いません。もちろん、オーブンなしでできますよ。味は折り紙つき。

まずはタルト生地を作ります。バターが多いので、焼く前に一度冷蔵庫で冷やしてから使います。その間にクリームを作ります。こちらも冷やして使います。タルト生地を焼くのは焦げないように1番弱火で。時間がかかりますが、基本は放っておいて大丈夫です。冷めたら、クリームとバナナを詰めてまた寝かせます。こうすることで、クリームにバナナの風味がつき、またタルトがサクサクだけど、少ししっとりして、切り分けやすくなります。最後はバナナとチョコをたっぷり飾って召し上がれ! とびきりのおいしさと完成した達成感を、ぜひ両方味わってくださいね。

チョコカスタードバナナタルト

材料(直径約15cmのタルト1台分)

<タルト生地>
食塩不使用バター…50g
砂糖A…25g
卵黄…1個分
薄力粉A…80g

<チョコカスタードクリーム>
卵黄…1個
砂糖B…大さじ1
薄力粉B…大さじ1
牛乳…120ml
板チョコ(ビター)…30g

<トッピング>
バナナ…2〜3本
板チョコ(ビター)…20g
粉砂糖、ミント…適量

下準備:バターは室温に戻しておく

.ボウルにバターを入れてなめらかになるまで混ぜる。砂糖Aを加えてよくすり混ぜて、卵黄を加えてなめらかになるまで混ぜる。

.薄力粉Aをふるい入れて、ゴムベラで切るように混ぜ、手でひとまとめにする。ラップに包んで冷蔵庫で1時間以上冷やす。

.冷やしている間に、クリームをつくる。ボウルに卵黄を入れて砂糖Bを加えてよく混ぜる。薄力粉Bを入れてなめらかになるまで混ぜる。

.鍋に牛乳を入れて沸騰直前まで温めて、に少しずつ混ぜ加える。混ざったら鍋にこして戻す。

を弱火にかけ、混ぜながら加熱する。とろみがついたら、さらに30秒ほど混ぜて加熱する。火を止めてチョコを加えて混ぜ溶かし、バットにあけてラップをぴったり貼り付けて冷やす。
*乾燥すると膜ができてしまうので、ぴったり貼り付けます。

.オーブンペーパーをフライパンより一回り大きく切り、濡らして丸めて、ひらいて、水気をふきとり、フライパンにセットする。
*濡らすことで紙がしんなりして、フライパンにフィットしやすくなります。

.寝かした生地をラップとラップの間にはさみ、手で押しつけるようにして伸ばす。フライパンの底辺より一回り大きいサイズに。

.片方のラップをはずし、フライパンに生地を敷き込む。手で押さえて、形を整えて、底にフォークで穴をあける。

.蓋とフライパンの間には布巾をはさみ、蓋をしてごくごく弱火で30分焼く。縁がきつね色になったら出来上がり。余熱で火を通すのでそのまま冷ます。

10のタルトに薄く切ったバナナを並べ、上にのクリームをなめらかになるまで混ぜてからのせて平らにならす。ラップをして3時間以冷やす。

11.上にバナナの薄切りを飾り、チョコを削るか、細かく刻んでのせる。お好みで粉砂糖をふり、ミントを飾る。

福田淳子(ふくだ・じゅんこ)

お菓子・料理研究家。カフェでメニュー開発や店舗の立ち上げを経験後、雑誌や書籍を中心に活躍中。身近な材料と、シンプルな手順でおいしく仕上がるレシピに定評がある。これまでに手がけたお菓子の本は30冊以上。
【Instagram】@junjunfukuda