日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
2月28日の「はなまるマーケット」(TBS系)をご覧になりましたか? 人気コーナー「はなまるカフェ」に登場したのは、俳優の鹿賀丈史さん。舞台からTVまで、個性的な役をいろいろと演じてきた鹿賀さんがおめざとして紹介したのは、出身地である石川県の郷土料理でした。ドキッとするような名前のその珍味とはどんなものか?これからリポートしたいと思います。
今回おめざとして紹介されたのは、ぬか漬け。でも、ただのぬか漬けではないんです。それはなんと、ふぐの卵巣のぬか漬け。ふぐをぬか漬けにするという発想だけでもすごいのに、しかも卵巣というからビックリ!ふぐの内臓には毒があるというし、大丈夫なのかな?と思った方もいらっしゃると思います。
実は鹿賀さん出身の石川県は、このふぐの卵巣を使ってぬか漬けを作ることを許された唯一の県。ふぐの内臓には猛毒が含まれていることで有名ですが、その内臓を塩漬けにした後、ぬか漬けにして2~3年漬け込むと毒が消えるというのだから驚きです!
早速、レモンをかけて試食した岡江さん、薬丸さんは、「うーん、美味しい」と大絶賛。塩辛いのでお酒のおつまみにピッタリ! 少量でも十分に満足できてしまうのだとか。確かにこんな珍味は、あまり見かけませんね。でも、さすが!クックパッドにはこの珍味を使ったレシピが投稿されていましたよ。もしこんなステキな珍味が手に入ったら、試してみてはいかが?
豊かな食文化が息づく日本には、珍味もたくさん。それらを味わえるのは、日本に生まれた幸せのひとつでもあります。今回ご紹介したふぐの卵巣のぬか漬けはもちろん、他の珍味もいろいろあるので、チェックしてみては?(TEXT: 黒沢るか/ライツ)
*ふぐの卵巣の糠漬けの製造は、ふぐ加工に関する資格免許を持つ業者にのみ許されており、出来上がった糠漬けは、石川県予防医学協会による毒性検査を受け、毒素が消失したことを確認した後に出荷されています。料理に使う際は、そうした許可されたもののみご使用ください
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