野菜価格の高騰が続いています。そんな中、家計を助けてくれる頼もしい野菜と言えば、おなじみの「もやし」。活用しているという人も多いのではありませんか?今回はそんなもやしに注目!保存法や面倒なひげの切り方、レパートリーに加えたいレシピなどご紹介したいと思います。
野菜が高騰中の昨今、大助かりな「もやし」。安くてボリュームもあるから、野菜不足を補ううえでも便利。でも、たっぷり食べたいとは思うけれど、いつも同じレシピばかりになってしまう、味が淡泊で飽きてしまうなんて声も聞きます。9月17日放映のNHK「あさイチ」の「解決!ゴハン」では、そんなお悩みに答えるべく、もやしの新レシピを特集していましたよ。
今回の悩みを解決してくれたのは、家庭料理なら和洋中なんでもOKの料理研究家・高城順子さん。保存法や面倒なひげの切り方なども教えてくれましたよ。まずはそちらの紹介から。
ひとつめは、水をはった密閉容器に、洗ってひげ根を切ったもやしを入れて保存する方法。水は面倒でも毎日かえること。
ふたつめの保存法は、サッと洗ったもやしを水からゆで、ごま油と塩をまぶしておく方法。いろいろな料理にアレンジが効くので、塩を入れ過ぎないほうがいいそうですよ。
面倒くさいひげ根は、水に浮かべた状態でとると、もやしが絡まったりしないで、ラクにとれます。
レシピの紹介ももちろんありますよ。高城さんいわく、もやしはシャキシャキ感を出すために炒めすぎたり、煮すぎないことが大切なんだとか。
今回作ったのは「もやしのそぼろあん仕立て」。もやしはひげを取り、オイスターソース、酒、しょうゆ、鶏ガラスープの素、水、コショウを入れたあわせ調味料も先に作っておきましょう。
熱したフライパンに油を引いたら、まずタテに切って斜めに薄切りにしたネギを炒めて甘みを出します。ネギがしんなりしてきたら豚のひき肉を入れましょう。さらにもやしを加えて透明感が出るまで炒めたら、先ほど作っておいた合わせ調味料を回しながら入れます。最後にしょうがと水溶き片栗粉を入れて炒めたら完成です。
トロミのついたアンとからめることで、もやしがたくさん美味しく食べられますね。大人は粉ざんしょうや七味唐辛子をかけてもいいそうですよ。もやしを使ったレシピは、クックパッドにもズラリ!今回はボリュームたっぷりで、ごはんがすすみそうなレシピを厳選してみました。
(TEXT: 黒沢るか/ライツ)