味がしみしみ！「筑前煮」を美味しく作るための3つのポイント

和食の定番といえば煮物料理。レシピ通りにきちんと作っているはずなのに、なぜか味が薄かったり、野菜や肉が硬かったり、上手く作れずに悩んでいる方はいらっしゃいませんか？ 今回は、そんな煮物料理の定番中の定番「筑前煮」を失敗せず作れる3つのポイントをご紹介します。

失敗しないためのポイントは以下の3つ。

①乱切りや手でちぎるなど、味の染み込みやすい切り方にする
②具材を炒めて旨みを閉じ込め、コクと照りを出す
③「だし」は入れず素材の旨みで優しい味に

にんじんは乱切りに、鶏もも肉や厚揚げ、たけのこは一口大に切りそろえます。ごぼうは斜め切りにして水にさらしアクを抜きます。こんにゃくは、手で一口大にちぎります。

油を引いた鍋で、鶏肉を炒めます。鶏肉が白くなってきたら、ごぼう、にんじん、こんにゃく、たけのこ、しいたけ・厚揚げの順に加えて炒めましょう。

300mlの水に大さじ4の醤油とみりん、大さじ3の酒、大さじ2の砂糖を入れて落し蓋をして、弱火で10分煮込みます。仕上げに火を中火まで強くして水分を飛ばしたら、味がしみしみの筑前煮の完成です。

煮物作りに自信がなかった人も、これで安心して美味しい筑前煮が作れますね。さっそくチャレンジして、みんなを感動させてみてはいかがでしょう？