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コラム

家にあるものでできる!覚えておくと便利な自家製「白だし」のつくり方

【コメルコバナシ】今回は、調味料、食材、料理道具、うつわやカトラリーなどの“料理が楽しくなるモノ”が買えるオンラインマルシェ『Komerco(コメルコ)』編集部に、自家製「白だし」のつくり方について教えてもらいました。

こだわりの調味料でつくりたい!濃縮タイプの白だし

こんにちは、Komerco編集部です。

淡い色味で和食の味付けに使われることの多い「白だし」。基本的には白だしもめんつゆと同じように和食を中心に使われる調味料ですが、めんつゆとの大きな違いは “料理の仕上がりの色味” 。

茶碗蒸しやだし巻き玉子、白っぽい食材の煮物などで白だしを使うと、素材の色をそのまま生かすことができます。

白だしは実はとても簡単に自家製できるので、いざおうちに白だしがない!なんてときにも、つくり方を覚えておくととても便利。今回は薄めて使う濃縮タイプの白だしをご紹介します。

■材料(濃縮タイプ / 約180ml分)

・みりん……100ml
・酒……100ml
・水……100ml
・かつおだしパック……2袋(約18g)
・昆布だしパック……1袋(5cm四方×2枚または10cm四方×1枚)
・薄口しょうゆ……大さじ2
・塩……大さじ1
・砂糖……小さじ2
※白だしは淡い色味がポイントなので醤油は「薄口」を必ず準備してください
※だしパックに昆布が含まれている場合は、昆布を入れなくても大丈夫です

■つくり方

1. 鍋にみりんと酒を入れて中火にかけて沸騰させ、アルコールを飛ばします。2〜3分ほど煮立てましょう。

2. アルコール分が飛んだら弱火にし、残りの材料をすべて入れて10分ほど煮出して火を止めます。部屋中にだしの香りがふわっと広がります。

3. 冷めたらだしパックを箸でギュッと絞って取り出したら完成です。できあがり量はおおよそ180ml分。保存は冷蔵庫で、1〜2日以内で早めに使い切りましょう。

あったか麺で、白だしをシンプルに味わう

きびザラメとみりんのほんのりとした甘み、だしの風味が際立つ白だしに仕上がりました。お吸い物、煮物、炊き込みご飯、おでんなど和食を中心に使っていただけます。

今回はできたての白だしをシンプルに、温かい麺にして味わいました。

1人分あたり、白だし60mlに対して、水120mlで薄めました。濃さはお好みで調整してみてくださいね。

淡い色味のつゆなので具材は京都風に。たっぷりの九条ねぎと、あぶって焦げ目をつけたお揚げを薄めたつゆに入れて少し煮込みます。

ゆでた半田手延べめんに白だしのおつゆをたっぷりとかけて、さらに生の九条ねぎを追加でトッピングしていただきます。

うつわは陶工房 もちの木の粉引き麺鉢

今回はだしパックを使って漉す手間も省けるレシピをご紹介しました。薄口醤油とだし、あとは基本的な調味料があれば、手軽に本格的な味わいの白だしがつくれます。和食ライフの幅が広がること間違いなし! ぜひつくってみてくださいね。

Komerco(コメルコ)

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