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コラム

新生活を応援!作りおきに欠かせない「調味料のきほん」をプロが伝授

【料理研究家が教える作りおきのコツ】毎日のごはんはラクにおいしくしたいけど、忙しくてなかなか難しい……。そんな方におすすめするのが「作りおき」。でも、どこから始めたらいいの?という方に、作りおきのプロで料理研究家・鈴木美鈴さんが、これを知っていればできる! 「作りおきのコツ」をお届けします。普段の献立にも役立ちそうな調理法や手順などのアイデアも必見です。

作りおきに欠かせない「きほんの調味料」とは?

4月から新しい生活がスタートして、料理デビューするという人もいるはず。慣れない生活で作りおきをするなんて無理と思うかもしれませんが、むしろ作りおきがあると忙しい毎日でも元気に乗り切れます。

そこで今回は、料理初心者の方のために、作りおきの達人・料理研究家の鈴木美鈴さんに、作りおきに欠かせない「きほんの調味料」を教えてもらいました。

作りおきといえばコレ!まず揃えたい調味料

調味料の基本として有名なのが、「さしすせそ(砂糖・塩・酢・醤油・味噌)」。味付けする順番を覚えるために考えられたゴロ合わせで、ご存知の方も多いはず。今回は、そんな基本のさしすせそのほかに、「揃えるといい調味料」を鈴木さんにお聞きしました。

1.「料理酒」や「みりん」

「煮物や照り焼きなどに欠かせない料理酒やみりん。揃えておくと色んな料理に使えます」(鈴木さん)

2.「サラダ油」や「オリーブオイル」

「揚げ物、炒め物や焼き物などに使えるサラダ油。オリーブオイルは、マリネやドレッシングなど作るときに便利。どちらも揃えておくと料理の幅が広がりますよ。小さいサイズがあるので、まずはそれを購入する事をオススメします」

あると便利な調味料3選

次は作りおき生活が豊かになる、「あると便利な3つの調味料」について教えてもらいました。

1.味付けの失敗がない「めんつゆ」や「白だし」

「煮物や麺類のつゆ、丼ものなど幅広い料理に使え、しかも味付けの失敗がないめんつゆ。私は白だしを常備しています。めんつゆと違うところは、醤油の加減ができたり、醤油は要らないけどだしだけ使いたいとき……例えばだし巻き卵や茶わん蒸しなどを作るときに重宝します。開封したら、冷蔵庫に入れて保存を」

2.幅広く使える「鶏がらスープの素」

「おなじみの鶏がらスープの素を常備しておくと本当に便利。ナムルやスープ、炒め物やサラダ、煮物まで、いろいろな料理に使える心強い味方です。開封したら、こちらも冷蔵庫で保存します」

3.洋風の味付けに使える「コンソメ」と「粉チーズ」

「コンソメは、少しだけ使いたいときにも使いやすい、顆粒タイプがおすすめ。もうひとつ、私がよく使うのは粉チーズです。炒め物や焼き物、サラダや和え物など、様々な料理に使えるしカルシウムが手軽に摂れるのもうれしいポイント。気になる保存方法は、冷蔵庫に入れておきます」

鈴木先生が愛用!作りおきがワンランクアップする調味料

最後に教えてもらったのは、作りおきの達人である鈴木先生ご自身が「愛用している調味料」です。これを揃えれば、作りおきがランクアップすること間違いなし!?

1.簡単に本格的な味が出せる「白だし」

「あると便利な調味料としても挙げましたが、白だしを常備していると、だしを作る手間が省け、料理に少し加えるだけで本格的な味になるのでとても重宝しています。醤油をはじめとした他の調味料も足すことができ、好みの味に仕上げられるところもお気に入りポイント」

2.味変に便利な「カレー粉」

「いつもの味に飽きて味変したいときに使うといいですよ。開封しても、冷蔵庫に入れておけばしばらく持つので慌てて使い切ることもありません」

3.奥深い味を出してくれる「オイスターソース」

「オイスターソースは中華のイメージがありますが、実は和食にもおすすめ。煮物に少し足すだけで奥深い味わいになります。照り焼きの隠し味に使っても本格的な仕上がりになりますよ」

慣れるまでは1、2品でOK

どの調味料も、スーパーで手に入るものばかりでしたね。使い切りやすい小さめサイズをまずは手に入れて、試してみてはいかがでしょうか?

新生活がスタートしたばかりの料理初心者さんに向けて、鈴木さんから応援メッセージをいただきましたので、ご紹介します。

「新生活が始まり慣れないことばかりで、料理をするのも大変だと思います。そんなときは簡単にできるようなものを、作りおきにしておくと日々の暮らしが楽になりますよ。

まずは1品、2品ぐらいから始めてみましょう。作りおきといえばテーブルいっぱいにたくさんのおかずを並べるといったイメージが強いと思いますが、1品でも作りおき! 定期的に作らなくても大丈夫。自分の生活スタイルや体調などを考慮して、自分なりの楽しい作りおきライフを送って下さいね」

画像提供:Adobe Stock

「作りおき」保存のルール

保存状況により、保存期間は異なりますので、なるべく早く食べきりましょう。
- 冷蔵庫で保存…常温での保存は避ける
- 清潔な保存容器を使用する…水滴や汚れは腐敗の原因に
- 取り分け用の清潔なスプーンなどで取り出す…口に直接入れるスプーンや手でさわるのはNG
- 作った日付を記しておく
- 冷蔵の場合は、2〜3日を目安に早めに食べきる

鈴木美鈴さん

料理研究家。トータルフードコーディネーター。クックパッド公式アンバサダー。作りおき・お弁当を得意とし、素材の味を大切に心と身体にやさしい家庭料理を考案、発信している。ウェブ・雑誌・企業へのレシピ掲載をはじめ、数々の料理コンテストにて受賞歴あり。著書に『盛るだけ つめるだけ 毎日かんたん 作りおき おかず』(オーバーラップ)。クックパッドにも絶賛投稿中♪

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