【ドキュメンタリーレストラン ゼロ vol.15】出張料理人・ソウダルアさんが、日本中で日々失われていく食材をメインに据えた料理を考案し、そのレシピをお届けします。連載第15回目のテーマは、「もやし」。
野菜の価格も上がってきているこの時期、価格変動が少ない優等生食材、「もやし」にも注目が集まっています。実は栄養も豊富なもやしには、カルシウム、カリウム、ビタミンB・C、食物繊維がバランスよく含まれています。今回はそんな、「もやし」を使って、いろいろな国の料理にアレンジしてみたいと思います。
もやし 1袋(200g)
胡麻油 大さじ2
塩 小さじ1.5〜2
胡麻 大さじ2
おろしにんにく 小さじ1
1. フライパンに胡麻油、塩、にんにくを入れ、弱火で火にかけながら、混ぜ合わせる
2. にんにくが焦げる手前でもやしを入れ、強火で一気に炒める
3. もやしに火が通ってきたら、胡麻を入れ、さらにもうひと炒めすれば完成
もやし 1袋(200g)
ニラ 20g
くずきり 100g
レモン 1/4カット
(a)
リンゴ酢 大さじ2〜3
塩 小さじ2
砂糖 小さじ1
鷹の爪 1〜2本
サラダオイル 小さじ1
※くずきりを春雨にしてもok
1. お湯を沸かし、くずきりを入れる
2. 茹で時間の3分前にもやしを入れる
3. お湯を切り、温かい状態でカットしたニラと(a)を入れて、混ぜ合わせる
4. 器に盛り、レモンを添えれば完成
あたたかいままでも、冷蔵庫で冷やしても美味しいのでお好みでお召し上がりください。
もやし 1/2袋
ベーコン 50g
プチトマト 3,4個
シュレッドチーズ 100g
1. 小さめのフライパンで短冊切りにしたベーコンを弱火で炒める
2. 軽く焦げ目がついたら、もやしを入れ、均等な厚さになるように押さえる
3. チーズをまんべんなくかけ、フタをして10分おく
4. 中火にして焦げ目をつけ、細かめにカットしたプチトマトを散らせば完成
合い挽き肉 100g
タコススパイス 30g
オリーブオイル 大さじ2
もやし 1/2袋(100g)
フライドオニオン 適宜
1. フライパンにオリーブオイルを入れ、合い挽き肉を中火で炒める
2. 合い挽き肉の表面に焦げ目がついたら、タコススパイスを入れて、さらに炒めて、全体に火を通す
3. 沸騰したお湯にもやしを入れ、菜箸で軽く混ぜ、もう一度煮立ってきたら、ザルにあけて、さっと水で洗い、余分な水分を絞る
4. 器にもやしを置き、挽き肉とフライドオニオンをかければ完成
もやし 1袋(200g)
豚バラ肉 150gほど
ニラ 適宜
(a)
生姜 大さじ2〜3
醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
リンゴ酢 小さじ1
塩 小さじ1
昆布粉 小さじ1
クミン 小さじ2〜3
1. 豚バラ肉を食べやすい大きさにカットして、ひと煮立ちさせた(a)と一緒にビニール袋に入れ、揉み込み 冷蔵庫で一時間ほど寝かせる
2. フライパンに豚バラ肉を均等に並べ、弱火で2分、火を入れる
3. 上からもやしを均等にのせて、中火にする
4. 3分たったら、クミンをかけ、強火で水分が飛ぶまで炒めれば完成
傷みやすいイメージもある「もやし」。さまざまな国の味付けで、おいしくレスキューすることで愉しみ方が広がれば、それもまた、ドキュメンタリーレストラン!
大阪生まれ。5歳の頃からの趣味である料理と寄り道がそのまま仕事に。“美味しいに国境なし”を掲げ、日本中でそこにある食材のみを扱い、これからの伝統食を主題に海抜と緯度を合わせることで古今東西が交差する料理をつくる。現在は和紙を大きな皿に見立てたフードパフォーマンスを携え、新たな食事のあり方を提案中。
【フードパフォーマンス映像】https://vimeo.com/275505848
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