作りおきレシピや常備菜のアレンジ方法など、毎日のごはんに役立つアイデアをクックパッドでも人気の料理研究家・鈴木美鈴さんがご紹介。素材の味を大切にした心と身体にやさしい作りおき常備菜で、日々の料理をラクして楽しみましょう。
冬の定番人気メニューである鍋に欠かせない野菜と言えば、「白菜」。最近はいろいろなサイズにカットして売られているものも多いけれど、丸ごと買ったほうがお得な野菜です。でも、どうやって食べきったらいいのかわからない……。そんな方のために今回は、丸ごと1個買っても飽きずに食べきれる「白菜」の作りおきおかずを、料理研究家の鈴木美鈴さんに教えてもらいました。
「だしがしっかり効いたサラダ。ご飯が進む1品です」と鈴木さん。ツナとかつお節のうまみが染みて、ヤミツキになりそうすね。
鈴木先生によれば「夕飯にはもちろんですが、さっぱりとした味わいなので朝食にもおすすめ」とのこと。クリーミーな味わいで、体がポカポカになりそうですね。
白菜と豚バラ、えのきを炒めて、サッと煮るだけ。「このままでも美味しく召し上がっていただけます。水溶き片栗粉をいれて、あんかけにしてご飯にのせると丼にもなります」と鈴木さん。冷凍保存もできるので、たくさん作ってストックしておくと便利ですね。
人気の鶏もも肉とのコラボメニュー。鈴木さん曰く「鶏もも肉を使っているので、油分がすくなくとてもさっぱり。最後まで飽きることなくいただけます」とのこと。白いご飯がモリモリ食べられそうです。
千切りにした白菜をレンチンして、かつお節やちりめんじゃことと混ぜるだけ。「ちりめんじゃこ入りで、カルシウムが豊富。育ち盛りのお子さんにおすすめです」と鈴木さん。クルミとちりめんじゃこがいい仕事をしてくれていますよ。
この時期安く手に入りやすくなる「白菜」。鍋や煮物以外にも、いろいろなレシピを知っていると、丸ごと1個買っても残さず食べきれ、家計も大助かり。美味しく食べて、出費の増える年末を賢く乗り切りましょう。
保存状況により、保存期間は異なりますので、なるべく早く食べきりましょう。
- 冷蔵庫で保存…常温での保存は避ける
- 清潔な保存容器を使用する…水滴や汚れは腐敗の原因に
- 取り分け用の清潔なスプーンなどで取り出す…口に直接入れるスプーンや手でさわるのはNG
- 作った日付を記しておく
- 冷蔵の場合は、2〜3日を目安に早めに食べきる
料理研究家。トータルフードコーディネーター。クックパッド公式アンバサダー。作りおき・お弁当を得意とし、素材の味を大切に心と身体にやさしい家庭料理を考案、発信している。ウェブ・雑誌・企業へのレシピ掲載をはじめ、数々の料理コンテストにて受賞歴あり。著書に『盛るだけ つめるだけ 毎日かんたん 作りおき おかず』(オーバーラップ)。クックパッドにも絶賛投稿中♪
>>>鈴木美鈴さんのキッチン