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コラム

【和食料理人・笠原さん直伝】乾物を使いこなす!甘辛味の副菜「春雨となすのうま煮」

言わずと知れた和食料理人・笠原さん。今回は『笠原将弘の副菜の極み158』 (扶桑社)から、おすすめのレシピを厳選して紹介します。生活情報誌「ESSE」×情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系)の連動コーナー「笠原将弘のおかず道場」誌面で紹介している副菜・汁物レシピは、1品加えるだけで「ごはんが整う」ものばかり!笠原さんのワンポイントアドバイスも必見です。

名バイプレーヤー「乾物」の活用レシピ

こんにちは!日本料理店『賛否両論』店主の笠原将弘です。今回は、レシピ本『笠原将弘の副菜の極み158』から、おすすめのレシピをご紹介します。3回目となる今回は、乾物を活用した「春雨となすのうま煮」です。

乾物は華やかな主役にはなれないけれど、個性豊かで味わい深いところが魅力ですよね。まさに日本人の食の知恵がつまった滋味あふれる味わいと言えます。乾物を使いこなすほどに、副菜の世界は限りなく広がるでしょう。今回はそんな乾物から、「春雨」を使ったレシピを紹介します。

春雨となすのうま煮

材料(4人分)

春雨(乾燥)...80g
ナス...2個
ニンジン...50g
ゴマ油...大さじ2

【A】
だし汁...1カップ
しょうゆ、みりん...各大さじ1
砂糖...小さじ1

一味唐辛子...少し

作り方

1.春雨はゆでて戻し、湯をきる。ナスはヘタを除いて縦半分に切り、斜め薄切りにする。ニンジンは5cm長さの千切りにする。

2.フライパンにゴマ油を中火で熱し、1のナスとニンジンを炒める。油がなじんだら1の春雨を加え、さっと炒める。

3.Aを加えて混ぜ合わせ、弱火にする。ときどき混ぜながら、汁気がなくなるまで煮る。器に盛り、一味唐辛子をふる。

笠原さんからのワンポイント!

今回は乾物を活用した、とろ〜り至福の甘辛味の副菜を紹介しました。ご飯にのせてもおいしいので、ぜひ試してみてください。

(TEXT:Yoko Fujie)

 笠原さんの新刊著書

笠原将弘の副菜の極み158』(扶桑社

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笠原将弘

東京・恵比寿にある日本料理店『賛否両論』店主。新宿の『正月屋吉兆』で修業したのち、2004年に自らの店をオープン。以来、独創的な感性と卓越した料理センスで和食界を牽引し続けている。2013年には『賛否両論 名古屋』をオープン。日々の楽しみはサウナとビール。『笠原将弘のプレミアムおかず100』(扶桑社刊)など著書多数。朝の情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)のESSE連動コーナー「笠原将弘のおかず道場」に出演中

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