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「○○ゼロ」の食品は本当にゼロ?〜24kgやせたダイエッターさんの毎日ダイエット〜

こんにちは。1年半で24kgのダイエットに成功した、ダイエットカウンセラー大西ひとみです。ダイエットをしたい人は誰しも「糖質0」「糖類0」「カロリー0」と言う表示に目がいってしまいますよね。「ゼロなのになぜ甘いのだろう?」と思った事はありませんか?

「糖質ゼロ」「糖質ゼロ」の甘さはどこから来ているの?

健康増進法に基づく、栄養表示基準制度によって、糖質・糖類が含まれていても、「糖質ゼロ」「糖類ゼロ」と記載する事が出来るルールがあります。

「糖質ゼロ」と「糖類ゼロ」の違いはそもそも何?

「糖質」とは炭水化物から食物繊維を除いたものをいいます。甘く感じるものだけが糖類と思いがちですが、米や小麦などの穀類、芋類などに多いでんぷんも「糖類」になります。

「糖類」とは糖質を構成する要素のひとつ。ブドウ糖、果糖、乳糖、麦芽糖などの単糖類と、ショ糖などの二糖類から成り立っています。つまり、「糖質」も「糖類」も大きなくくりで言うと、三大栄養素の炭水化物の一種になります。

栄養表示基準制度で認められる糖質・糖類の含有量

「糖類」「糖質」共に、100gもしくは100mlあたり0.5g未満であれば、「糖類ゼロ」「糖類ゼロ」と表示出来るのです。また、「糖質オフ」と表示されている食品は、糖質が100gもしくは100mlあたり2.5g以下であれば、「糖質オフ」と表示する事が出来るのです。

栄養表示基準制度で糖類として表示しなくてよい「糖質」

糖アルコール類に属する、キシリトールなどの甘味料、多糖類であるオリゴ糖などは「糖質」ですが「糖類」ではないとされています。なので、「糖類ゼロ」は「糖質ゼロ」より注意をして原材料をチェックしてから商品を購入する必要がありますね。砂糖より甘みは少なくても、カロリーはあることになります。

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